安全リレー

安全リレーと一般リレーの違いは何ですか?

安全リレーは、強制ガイド接点機構を備えた安全回路の構築に最適なリレーです。

<当社の主な安全リレー>

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安全リレーは、強制ガイド接点機構を備えた安全回路の構築に最適なリレーです。

過負荷や回路の異常により接点溶着やバネの溶断、あるいは万一のリレーの故障や開閉寿命が尽きた場合でも、次の動作を確実に停止、あるいは自力で安全位置に復帰させることができる安全機構をもっています。

 

1.強制駆動方式

SFリレー (3a1b)

SFリレー ダブルコンタクトタイプ

(2a2b、4a4b)

接点溶着時にも、他⽅の接点ギャップは0.5 mm以上を確保します。
( 例 ) 下図でb接点がが溶着してもa接点は接点ギャップ0.5mmを確保します。次の動体の停⽌や溶着の検知をすることができます。

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1組のとなりあったa接点、b接点が同⼀のカードで連結されており、各々の接点の動作は他⽅の接点の動きにより規制されます。

 

2.セパレートチャンバー方式

SFリレー (3a1b)

SFリレー ダブルコンタクトタイプ

(2a2b、4a4b)

短絡電流によるバネの溶断やバネの折損が発⽣しても極間短絡を防⽌します。


( 例 ) 下図の※1や※2で動作バネが溶断しても極間短絡を起こしません。

106901587754_6a接点とb接点はボディとカードのセパレータおよびカードにより分離し、独⽴したチャンバーに納められています。

 

3.独立動作方式

SFリレー ダブルコンタクトタイプ

(4a4b)

溶着検知や初期状態への復帰ができる安全回路構成が
可能です。


( 例 ) 下図※の外側N.O.接点が溶着した場合、他の3組の接点はコイル無励磁で復帰しN.O.の各接点は接点ギャップ0.5 mm以上を確保します。

106901587754_74組の接点の各々はアーマチュアに固定されず、外側接点のうち⼀つが溶着しても他の3組の接点はコイル無励磁で復帰します。

 

<関連情報> 制御機器知恵袋 メカニカルリレーの選定方法

<商品紹介> 安全リレー