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温度調節器:KT2の電流出力を信号変換器として使用する方法
温度調節器:KT2の電流出力を信号変換器として使用する方法
信号変換器として設定できるKT2シリーズの機種は AKT2x13xxx (電流出力タイプ)です。
測温抵抗体pt入力を使って-100℃から500℃を4mAから20mAに変換したい場合の操作例
測温抵抗体pt入力を使って-100℃から500℃を4mAから20mAに変換したい場合の操作例
① △キー押しながら▽キー3秒押し 補助設定モード2のセンサ入力を設定:SENS=Pt Cにします。(初期設定K C:熱電対Kタイプ)
② MODEキー押して スケーリング上限設定 STLH=500にします。
③ MODEキー押して スケーリング下限設定 STLL=-100にします。
④ MODEキー数回押して 調節計/変換器機能選択:FUNC=CNVT(変換器) (初期設定CnTr(調節計))
FUNC=CNVT(変換器)を選択すると自動的に 下記パラメータが設定されます。
OUT比例帯:P=100%、積分時間:I=0、微分時間:D=0、正逆動作選択:CONT=COOL 正(冷却)動作、SV値:SV=スケーリング下限値=-100℃
⑤ MODEキー押しでPV/SV表示にします。
⑥ SVの数値表示が消えて、PV表示のみ表示します。
これで『SV設定温度』の時、4mAの電流出力し『スケーリング上限値』の温度の時20mAの出力します。
出力の参考図】