温度調節器

温度調節器:KT7の電流出力を信号変換器として使用する方法

温度調節器:KT7の電流出力を信号変換器として使用する方法

信号変換器として設定できるKT7シリーズの機種は AKT7x13xxx(電流出力タイプ)です。


測温抵抗体pt入力を使って-100℃から500℃を4mAから20mAに変換したい

場合の操作例

 

① PV/SV表示モードのときに空白キーを押しながらMODEキーを約3秒間

押してください。    
  補助機能設定モード2に移行し、入力種類選択項目:SENSを表示します。     
  SENS=PT .C(PT100)にします。(初期設定は熱電対Kタイプ)
  ※空白キーとはMODEキーの下にあるキーです。 

   
② MODEキー押して スケーリング上限設定 STLH=500にします。


③ MODEキー押して スケーリング下限設定 STLL=-100にします。


④ MODEキー数回押して 調節計/変換器機能選択:FUNC=CNVT(変換器)

 (初期設定CnTr(調節計)) 
  FUNC=CNVT(変換器)を選択すると自動的に 下記パラメータが設定されます。
  OUT比例帯:P=100%、積分時間:I=0、微分時間:D=0、

 正逆動作選択:CONT=COOL 正(冷却)動作、

SV値:SV=スケーリング下限値=-100℃


⑤ MODEキー押しでPV/SV表示にします。


⑥ SVの数値表示が消えて、PV表示のみ表示します。

 

これで『SV設定温度』の時、4mAの電流出力し『スケーリング上限値』の温度の時20mAの出力します。

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・変換器機能で警報動作を機能させるには,警報動作を絶対値警報動作に設定してください。