表示器全般

GTシリーズ:基本通信エリア(ビット)の強制表示フラグの使い方

GTシリーズ:基本通信エリア(ビット)の強制表示フラグの使い方

PLCから指示して画面を切り替えるためには、GTとPLCの基本通信エリア(ワードデバイスN+0)に切り替えたい画面番号をセットします。GTはその値が変化した時に、画面変更を実施しますが、画面上に貼り付けた画面切替SWでPLCから指示した画面から変更した際、稀にPLCからの指示で画面が切替わらないことが発生します。例えば、PLCからの指示としてN+0のエリアにH10が書かれていたと仮定します。GTの画面変更スイッチでH15に切り替えているとき、PLCからH10への変更指示が発生すると画面が切り替わりません。N+0の値が元々H10だったため値の変化が無いからです。この状況で強制的に切り替えるために強制表示フラグがあり、このビットをONする事で画面を強制的に切り替えることができます。(基本通信エリア、ビットデバイス、N+0のEビット)この信号を0.5秒から1秒ONさせる事で画面変更させる事ができます。
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