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GT01のデータ部品:Float形式データの入力と表示
GT01のデータ部品:Float形式データの入力と表示
GT01の浮動小数点実数は、数値入力に関しては、仮数部7桁まで有効(負範囲-1.175494×10^-38~-3.402823×10^38、正範囲1.175494×10^-38~3.402823×10^38)にてコントローラへ書き込みできますので精度は保たれます。しかし、残念ながらデータ部品の表示は、Float型に設定された場合、6桁までしか表示有効にならず7桁以下は設定に関わらず四捨五入されてしまいます。それでご指摘の内容になってしまった訳です。
この場合、設定も表示も正確にする方法としては、DEC(2W)形式でデータ部品を設定してください。
具体的には、
・データ形式 :DEC(2W)
・表示桁数 :8桁
・ゼロサプレス:する
・小数点指定 :4桁
・データ参照 :DT100
とし、シーケンサー側のプログラムで整数を小数点実数に変換します。
例えば、1000.5885を入力するとDT100、DT101の2ワードデータエリアにK10005885の数値が入りますので、F313 F% ,#DT100,f10000,DT200の命令を実行しますと、DT200にf1000.5885が格納されます。後はこのデータを演算で使います。
(注意:FPWINGRのデータモニタ機能もGT01と同様、実際のデータは正確な実数値としてデータレジスタに格納されていても、実数表示に設定しますと6桁までしか表示が有効になりませんのでご注意ください。)