表示器全般

GT05とFPシリーズPLCを接続して使用していますが、時々、エラーコード「**0000」が表示されます。

GT05とFPシリーズPLCを接続して使用していますが、時々、エラーコード「**0000」が表示されます。

エラーコード「**0000」はBCCエラー(ブロックチェックコードエラー)です。
マニュアルの説明では、汎用シリアル通信時のエラーコードになっていますが、
弊社FPシリーズPLCの時も表示されることがあります。

発生原因は信号線に乗って来るノイズが原因です。
(電源重畳ノイズ、空中輻射ノイズ等)
ノイズ対策を行うことが必要です。
  
<対策1:電源線(動力線)と信号線は20cm以上離す>
空中輻射ノイズの影響をカット出来ます。
また、インバータ、サーボモータ、溶接機、超音波洗浄機等の
ノイズ源となる機器がある場合も離して設置してください。
  
<対策2:表示器、PLC本体の電源機能アース線は配線しない>
電源には+、-、機能アースがあります。
この機能アースは外郭部と、-端子はシリアルポートの”SG”と
それぞれ内部でつながっています。
その為、機能アースを盤の筐体等にケースアースしていたり、
他の機器とアースを共通にする配線を行うと浮遊電位がかかったり、
ノイズが乗るなどの通信障害の原因になります。
機能アースはD種(第3種)接地
(地中にアース棒を埋め込み単独で配線をするときのみ有効)
これ以外の配線はしないようにしてください。