CO2レーザマーカ

LP-200シリーズの設定データを、LP-RHシリーズ用に変換する方法

LP-200シリーズの設定データを、LP-RHシリーズ用に変換する方法

LP-200シリーズの設定データは、直接LP-RH用に変換できません。

そのため、一度LP-400シリーズ用に変換します。

下記手順で変換します。

はじめに

変換作業中に「変換元機種と変換先機種」 を選択する操作が有ります。

LP-200シリーズの、対応するレーザマーカは以下の様になります。

1-対比表_750

注意:LP-200シリーズで登録文字を使用されていた場合、フォントデータの構造が変わり、

   登録文字は新設の「ユーザ登録フォント」に移動しています。

   そのため、LP-400用データに変換後、修正が必要です。

   詳しくは、FA相談窓口 レーザマーカ担当までご連絡ください。

                 (0120-34-205、商品番号:4)

】LP-200シリーズのバックアップデータを、フロッピーディスク(1.44MB)に

   保存します。

1:LP-200のリモートモードを解除し、コントローラのFDドライブに、

  フロッピーディスクを挿入します。

2-FD

2:コンソールにて「①フロッピー>②バックアップ」画面へと進み、③バックアップを

   押します。

3:バックアップデータがFDに保存されます。

 登録されているデータ量によっては、FDが複数枚必要な場合が有ります。

3-フロッピ-画面

】 LP-200シリーズ用のバックアップデータを、 Laser Marker NAVI を使用して、

    LP-400シリーズ用に変換します。

   PCでの作業になります。レーザマーカ本体は必要ありません。

   必要に応じ、USB外付けFDD、もしくはFDD付きのPCをご用意ください。

1: LaserMarker NAVI 立ち上げ、設定画面のメニューバーにある「① ツール」を選び、

  プルダウンメニューの「②レーザマーカファイル変換」をクリックします。

  続いて、ポップアップメニュー「③圧縮ファイルで変換ボタンを押します。

4-NAVI_ファイル変換

2:変換元のバックアップフォルダ(system.log)を選択し、「⑤開く」ボタンを押します。

5-変換元ファイル

3:ポップアップメニュー「⑤確認」が表示されます。

  変換後のフォルダ(バックアップフォルダが作成されます)の保存先の指定及び、

  変換元の機種と変換先の機種を指定し、「はい」を押すと変換が開始されます。

6-バックアップディレクトリ

4:変換後のデータは、変換元ファイル(LP-200のバックアップデータ)を選択した

  「年月日時分(年は西暦4桁)、バックアップ回数」を含んだ14文字のフォルダ名

  で保存されます。

5:バックアップファイルの名称(LaserMarker NAVI 上で表示される名称)を入力し

  OK」ボタンを押します。

  ファイル変換終了の確認メッセージが表示されます。

変換後のバックアップデータは「SUNX_BKUP」フォルダ内に保存されます。

SUNX_BKUP」以降のフォルダ構造は変更しないでください。NAVIソフトが、

 バックアップデータを認識できなくなります。

7-フォルダ構造

】LP-400シリーズ用に変換したバックアップデータを、Laser Marker NAVI smart

   を使用して、LP-RHシリーズ用に再変換します。

   NAVI smart はバージョン3以降を使います。

   バージョン1と2はLP-RHシリーズに対応していません。

   PCでの作業になります。レーザマーカ本体は必要ありません。

1:LaserMarker NAVI smart 立ち上げスタート画面の「①ファイル変換」をクリックし、

  ポップアップメニューから「②バックアップの変換」を選びます。

8-NAVIsmat_変換

2:ポップアップメニューで、変換元のバックアップデータの③ディレクトリを指定します。

  指定先はフォルダ「SUNX_BKUP」です。

  ④バックアップファイルを選び、⑤OKを押します。

9-変換元ディレクトリ

3:⑥ポップアップメニューで、⑦変換元機種と⑧変換先機種を選び、「⑨OK」を押します。

10-機種選択

4:⑩変換ログ一覧が表示されます。変換ログ一覧には、設定値が置き換わる項目や

  変換できない項目が表示されます。

  変換ログ一覧を保存する場合は「⑪この内容を保存する」にチェックを入れて

  「⑫OK」を押します。

11-変換ログ一覧

5: ⑬変換されたバックアップデータが編集画面に表示されます。

12-変換されたバックアップデータ

6:変換後のバックアップファイルの保存は「⑭バックアップの保存」を押し、

  プルダウンメニューの「 ⑮名前を付けて保存」を選択します。

  バックアップファイル(拡張子は.lzb)が、指定したローカルまたは

  ネットワークドライブに保存されます。

13-名前を付けて保存