レーザマーカ全般

倒立した印字イメージを、印字状態に合わせる。(LP-300シリーズを除く)

倒立した印字イメージを、印字状態に合わせる。(LP-300シリーズを除く)

〔回答〕

レーザマーカで印字をしているが、印字内容がイメージ表示で倒立(上下反転)している。

印字位置を変えずに、倒立した印字イメージを、印字状態に合わせる場合の手順です。

LP-300シリーズのパソコン設定ソフトは、対応していません。)

1_倒立イメージ表示位置関係と

以下の 手順-手順-を行ないます。

コンソール画面にて説明していますが、Laser Marker NAVI / NAVI Plus / NAVI Smartでも可能です。

手順-1:登録ファイルの反転全登録ファイルに実施が必要です。)

コンソールにて、以下の操作をします。

「設定」>「ファイル選択」>「印字条件」>「全体条件」>「一般条件」にて、回転オフセットを0°→180°と入力し、「ファイル」にて上書登録します。

この作業を、登録してある全てのファイルに行ないます

※「Laser Marker NAVI Smart」の場合は、

  設定画面>ファイル全体条件>回転移動量[°] の値を調整します。

2_全体条件と位置関係

※この時点で、イメージ表示で上下が逆になり、倒立していたイメージは直立します。

 但しこのままでは、印字位置が変わってしまいますので「手順-2」を行ないます

 

手順-2:システムオフセット

コンソールにて、以下の操作をします。

「設定」>「環境設定」>「環境2」にて、

システムオフセットの、回転オフセットを、0°→180° と変更します。

上書登録は不要です。

※「Laser Marker NAVI Smart」の場合は、

  環境設定画面>システムオフセット>回転オフセット[°] の値を調整します。

3_環境2と位置関係

以上で、倒立した印字イメージを、印字状態に合わせられました

 

【注意点】

 1.全ての登録ファイルに適用されます。特定ファイルのみ変更はできません。

 2.必ず、事前にバックアップデータを取得してください。

 3.「手順-1」の作業は、レーザマーカに登録してある、全てのファイルに対して必要

   です。

 4.作業終了後、レーザマーカの Y座標は、「 + 」と「-」が逆になります

   位置調整時にはご注意ください。

 5.作業中に迷った場合、ガイドレーザで印字位置を確認してください