レーザマーカ全般

レーザマーカ(LP-300シリーズを除く):2次元コードはどうやって設定しますか。

レーザマーカ(LP-300シリーズを除く):2次元コードはどうやって設定しますか。

2次元コードは下記手順で設定すると簡単です。

Steps_700

では、以下の条件で、2次元コードの設定をしてみましょう。

sample_条件

Step-1_700

データ内容は「英字+数字記号」です。

QRコード モデルモードを確認すると、対応するモードは「英数半角モード」であるとわかります。

QR_Model2_モード

Step-2_700

データ内容誤り訂正レベルに合う、バージョンを確認します。

バージョンとデータ容量一覧」から、「英数字:20桁」で「誤り訂正レベル:Q 」になる最小のバージョンは「バージョン2 (25 x 25) 」であるとわかります。

QR_Model2_バージョン

Step-3_700

条件の「印字サイズ:18x18mm」からモジュールの寸法を計算します。

バージョン2では縦横に、25 x 25個のモジュールが並びます。

更に、QRコードには周囲にモジュール4個マージン(クワイエットゾーン)が必要ですので、マージンを含めたモジュールの数は、+25+=33で「縦横:33 x 33個」となります。

印字サイズ: 18x18 mmの中にモジュール「縦横:33 x 33個」を印字します。

モジュール1個の寸法は 「18mm÷33個≒0.545mmから「.54 x .54mm」となります。

モジュールサイズ_700

Step-4_700

モジュールの寸法が0.54x 0.54 mmと決まりましたので、次に塗り潰しパターン(モジュールを何本の線で塗るか)を選択します。

LP-430Uのレーザ設定画面を開くと、線幅(注1).180mmとなっています。これはLP-430Uで引いた1本の直線の太さが、ほぼ0.180mmという事です。

 →線幅についてはこちらのFAQをご覧ください。

この線でモジュールを塗り潰すと、0.54mm÷0.180mm=3となり、3本線で塗り潰せば良いとわかります。

「パターン」画面の「暗モジュール」で2Dコードフォントの3本線を選びます。

QR_Model2_設定2

パターン

同じ3本線でもピッチが異なるパターンがあります。

実際に印字テストを行い、使用するパターンを決定してください。

 

尚、LP-RF / LP-RVシリーズの「LaserMarker NAVI smart 」では、2Dフォントの他に縦線/横線を直接設定する機能があります。

NAVI smart_700

 →詳しくはこちらのFAQをご覧ください。