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LP-GS/ -RC/ -RF/ -RVシリーズ:「エラーコード」と「異常受信応答コード」の違いとは。
LP-GS/ -RC/ -RF/ -RVシリーズ:「エラーコード」と「異常受信応答コード」の違いとは。
〔回答〕
■エラーコード
レーザマーカの操作またはレーザマーカ本体の状態によりエラーが発生した場合に、エラー内容を示すコードです。レーザマーカの表示パネルに「 E+3桁の数字:E〇〇〇」と表示されます。(詳細は後述)
■異常受信応答コード
シリアル通信(RS-232CまたはEthernet)にて要求データを受け付けられない場合に、レーザーマーカーが送信する応答データ内の「応答コード」です。(詳細は後述)
※注意
まれに「エラーコード」と「異常受信応答コード」が混同されることがあります。それは会話で、「異常受信応答コード:E0200」を「E200」と省略することがあるためです。正しい対策を行うため、「表示パネルに表示されている」のか、「応答データ内にある」のか注意してください。
また、PLC側のデバイスモニタには電文をゼロサプレス表示するものもありますので、ご注意ください。
混同される可能性が高いコードは、 E200とE0200、E300とE0300、E400とE0400、E500とE0500および E600とE0600 です。(2022.01月現在)
〔付記〕
LP-300 / -400 / ?V / ?Z / ?S / -S500W / ?M / -MAシリーズでは、異常受信応答データのフォーマットが異なるため、上記の様な混同は発生しません。
<資料>
■ エラーコード
レーザマーカの操作またはレーザマーカ本体の状態によりエラーが発生した場合に、エラー内容を示すコードです。「E」+「3桁の数字」からなります。
レーザマーカの表示パネルに「 E+3桁の数字:E〇〇〇」と表示されます。
→参照:各マニュアル巻末の「トラブルシューティング>エラー表示の対応」
・LP-RC / -RF /-RVシリーズは「コントローラの表示パネル」に表示されます。
→参照:設置・メンテナンスガイド「3-2-3 コントローラ表示パネルの操作」
・LP-GSシリーズは「ヘッド部表示パネル」に表示されます。
→参照:設置・メンテナンスガイド「1-6-1 ヘッド」
■発生したエラーコードの履歴
履歴は、レーザマーカ設定ソフト「Laser Marker NAVI Smart」の「メンテナンス>エラー履歴」で確認できます。
→参照:Laser Marker NAVI Smart 操作マニュアル(Ver.1)「 6-2 エラー履歴を確認する 」
→参照:Laser Marker NAVI Smart 操作マニュアル(Ver.2)「 26.2 エラー履歴を表示する」
■ 異常受信応答コード
シリアル通信(RS-232CまたはEthernet)にて要求データを受け付けられない場合に、レーザーマーカーが送信する応答データ内の「応答コード」です。
→参照:シリアル通信コマンドガイド
「2-3-3 応答データ 異常受信応答データフォーマット」
■コマンド電文の履歴
履歴は、レーザマーカ設定ソフト「Laser Marker NAVI Smart」の「メンテナンス>コマンド履歴」で確認できます。
→参照:Laser Marker NAVI Smart 操作マニュアル(Ver.1)「 6-3 コマンド履歴を確認する」
→参照:Laser Marker NAVI Smart 操作マニュアル(Ver.2)
「 26.4通信コマンドの履歴を確認する」