レーザマーカ全般

LP-GS/-RF/-RVシリーズ:LP-400/LP-Vシリーズのファイル変換とは?

LP-GS/-RF/-RVシリーズ:LP-400/LP-Vシリーズのファイル変換とは?

  LP-400/-V シリーズで作成した印字データを「レーザマーカ用設定ソフト」を

  使って、LP-GS/-RF/-RVシリーズで使用可能なデータに変換します。

  変換はバックアップデータで行います。

   ※Laser Marker NAVI smart Ver. 2 は、個別ファイルの変換も可能です。

  操作は以下の手順でおこないます。

【1】LP-400/ LP-V シリーズバックアップデータを保存します。

  「レーザマーカ用設定ソフト Laser Marker NAVI 操作マニュアル」の以下の

  項目を参照してください。

 ■バックアップデータで変換 する場合

  ・4-11-3 バックアップファイルを取得する

   レーザマーカのデータをまとめて、PC内の指定したフォルダに保存します。

   バックアップされるのは、以下のデータです。

   ・登録ファイル、ロゴファイル、フォントファイル、環境設定( 一部を除く)

  ■個別ファイルで変換 する場合

  ・4-10-5 ファイルのエクスポート

   選択した個別ファイルをPC内に保存します。

   登録ファイル、共通ファイル(使用している場合)、ロゴファイル(使用して

   いる場合)、フォントファイルをそれぞれエクスポートする必要があります。

   ※文字フォント1、文字フォント2フォント名を、記録しておいてださい。

   ※専用ユーザ登録フォント、2Dコードフォントを使用されている場合は、

    それらもエクスポートしてください。

 ※「Laser Marker NAVIを使わずにUSBメモリを使用して、データを保存

  する方法もあります。

  その場合は「コンソール」または「モニタとマウス」を使用します。

  LP-400/ LP-Vシリーズ「レーザマーカ 操作・メンテナンス マニュアル」の以下

  の項目を参照してください。

   ・2-2-4 コンソール( 別売) を使用するときの接続

   ・2-2-5 モニタとマウスを使用するときの接続

   ・4-15 USBメディア

データを変換します。

 「レーザマーカ用設定ソフト Laser Marker NAVI smart 」でデータを変換します。

  2020年11月現在、出荷時期によって設定ソフトには、Version 1

  Version 2の2種類があります。ここでは双方の設定ソフトについて説明します。

 Version 1

  従来機種 LP-400/-V シリーズのバックアップデータを LP-GS/-RF/-RV シリー

  ズ用に変換します。

  「レーザマーカ用設定ソフト Laser Marker NAVI smart 操作マニュアル」の

  以下の項目を参照してください。

   ・2-4-5 LP-400/V バックアップ変換

   

 Version 2

  従来機種 LP-400/LP-V シリーズの、バックアップデータまたは個別ファイルを、

   LP- GS/-RF/-RV シリーズ用に変換します。

  「レーザマーカ用設定ソフト Laser Marker NAVI smart 操作マニュアル」の

  以下の項目を参照してください。

   ・6.8.1 LP-400/LP-Vのバックアップデータを変換する

   ・6.8.2 LP-400/LP-Vの個別ファイル(.nlm)を変換する

   

注意点

1.LP-400/-V シリーズとLP-GS/-RF/-RV シリーズのデータ構造の違いにより、

  設定カテゴリが変更されます

  詳細は「レーザマーカ用設定ソフト Laser Marker NAVI smart 操作マニュアル

  の以下の項目を参照してください。

  Version 1:2-4-5 LP-400/V バックアップ変換

            LP-400/LP-Vファイル変換条件

  Version 2:6.8.3 ファイル変換条件

2.加工条件LP-GS/-RF/-RV シリーズにはありません

3.従来機種互換設定があります。

  これは、従来機種LP-400/-V シリーズの通信コマンドフォーマットを用いて

   LP-GS/-RF/-RV シリーズを制御する設定です。

  ファイル変換時に自動的に設定されます。不要の場合は解除できます

  詳細は、マニュアル「シリアル通信コマンドガイド -LP-400/Vシリーズ互換用

  をご覧ください。

4.産業用ネットワーク(EtherNet/IPPROFINET) を使用する場合は、LP- 400/V

  互換は無効にしてください。EtherNet/IPまたはPROFINET では、LP-400/V 互換

  のコマンドフォーマットは使用できません。

【3】変換したデータを、LP-GS/-RF/-RV シリーズに保存します。

  「レーザマーカ用設定ソフト Laser Marker NAVI smart 操作マニュアル」の

  以下の項目を参照してください。

  Version 1:7-4-3 バックアップファイルのリストア

  Version 2:6.7.4 バックアップファイルをリストアする

  Version 2 にて、変換した個別ファイルを、マーカに保存する場合。

   ・6.4 PCに保存されているファイルをレーザマーカへ転送する

    登録ファイル、共通ファイル(使用している場合)、フォントファイル、

    ロゴファイル(使用している場合)をそれぞれ転送する必要があります。

   変換前と同じフォント文字フォント1、文字フォント2に設定してください。

   ※専用のユーザ登録フォント、2Dコードフォントを使用されている場合は、

    それらも転送してください。