レーザマーカ全般

LP-RV/ RF/ RC/ GS シリーズ:コントローラ内部電池の劣化の影響と対策とは?

LP-RV/ RF/ RC/ GS シリーズ:コントローラ内部電池の劣化の影響と対策とは?

回答

レーザマーカの時計・カレンダ用電池として、コントローラ内部にリチウム一次電池

搭載しています。

この時計の時刻にもとづいて、現在日時、期限日時、ロット日時などの更新文字を印字

します。

■劣化の影響

コントローラ内部電池が経年劣化により電圧低下を起こすと、レーザマーカの電源OFF時に

内部時計の日付と時刻がずれます

この状態で起動すると、内部時計停止アラームが発生し、日付と時刻の再設定が必要とな

ります。

このアラームは内部電池を交換するまでは、起動時に毎回発生します。

■対処方法

内部時計の時間を確認し再設定してください。

・「環境設定画面の内部時計」を設定すると、レーザマーカの電源がONしている間は使用

 することができます。

 その後電源をOFFにした場合は、再度内部時計の設定が必要です。

・尚、登録されたファイルが消えることはありません。

内部時計の再設定方法

  Laser Marker NAVI smart を立ち上げ、レーザマーカをオンラインにして

 「 ①環境設定②動作設定・情報③内部時計設定」にて再設定できます。

 再設定後「設定反映ボタン(Ver-2)」または「設定(Ver-1)」を押してください。

  

■交換時期の目安

 ・内部時計停止アラームE450‐E453」が発生している。

 ・納入後10程度経過している。

■交換方法

 ・設置・メンテナンスガイド「第7章メンテナンス コントローラ内部電池の交換」の手順

  に従って内部電池を交換してください。

■交換電池

コントローラ内部電池は、専用品です。

ご購入については、最寄りの営業所にお問い合わせください。

   型式:AFPX-BATT (CR-2450)

   種類:二酸化マンガンリチウム一次電池( コイン型電池)専用コネクタ付き

内部電池の処理については、設置・メンテナンスガイド「第7章メンテナンス レーザ

 マーカの廃棄について」をご覧ください。