レーザマーカ全般

レーザマーカのシリアル通信確認に便利なコマンド

レーザマーカのシリアル通信確認に便利なコマンド

〔回答〕

RS-232C および Ethernetでの通信確認簡単に行えるコマンドを紹介します。

■ステータス確認(ステータスリクエスト):STS

印字トリガレディ状態やエラー発生状態などのレーザマーカの状態を読み出します。

このコマンドは、通信用の配線と通信条件の設定が完了し、レーザマーカがリモートモードになっていれば、登録ファイルは無くても使えます。

レーザマーカと通信できれば、必ず応答データ(正常受信/異常受信)が返ってきます。

「通信ができる/できない」の確認には非常に便利です。

読み出し要求データ-3

■読み出し時の応答データ

読み出し時の応答データ-3

読み出し時の応答データの内容は、機種により異なります。以下をご覧ください。

LP-GS/ -RC/ -RF/ -RV シリーズ

 ・印字トリガレディ状態 ・レーザ照射状態 ・レーザ励起状態 ・シャッタ状態

 ・コマンド受付許可状態 ・エラー発生状態

 ・データ入力待ち状態(LP-RC/RF/RVのみ

LP-M/ -MA/ -S/ -S500W/ -Z シリーズ

LP-400/ -V シリーズ

 ・エラー発生状態 ・レーザ励起状態 ・コマンド受付状態 ・印字レディ状態

 ・トリガ状態

LP-300 シリーズ

 ・レディ ・シャッタ ・インターロックコネクタ ・レーザ放射停止 ・カウンタエンド

 ・エラー発生状態

詳細は、以下のマニュアルをご覧ください。

LP-GS/ -RC/ -RF/ -RV シリーズ

  シリアル通信 コマンドガイド(11版 P69 3-3-9 ステータス確認:STS)

LP-M/ -MA/ -S/ -S500W/ -Z シリーズ

  シリアル通信ガイド

    (9版 P40  3-1-2 各コマンドの解説  ■ステータスリクエスト:STS)

LP-400/ -V シリーズ

  外部制御マニュアル

    (6版 P80  3-7 各コマンドの解説  ■ステータスリクエスト:STS)

LP-300 シリーズ

  操作マニュアル

    (14版 P184  4-2-10 通信コマンドと機能  5.ステータスリクエスト:STS)