HL-G1

HL-G1でガラス板の板厚やガラス板を2枚重ねた時の隙間の測定は可能ですか?

HL-G1でガラス板の板厚やガラス板を2枚重ねた時の隙間の測定は可能ですか?

HL-G1シリーズの正反射タイプで透明ガラス板のような多重反射体を測定した場合、変位センサ

から最も近い反射波の測定値を出力しますので、表面(近点)測定の可能です。

裏面(遠点)の測定はできません。

裏面(遠点)測定ができないため、複数枚重なった透明ガラス板の隙間(空間)の測定もできま

せん。 (図1)

 

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(注) 透明体(ガラス板)の表面を正確に測定するためには、表面からの反射波と裏面からの

    反射波を分離させる必要があります。

    測定可能なガラス板の厚みは、上表の通りです。

 

 

なお、ガラス板の表裏測定による厚み測定や、隙間(空間)測定には、HL-C2シリーズをご検討

願います。(図2)

 

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