HL-G1

HL-G103-A-C5の平均回数を変えると分解能も変化しますか?

HL-G103-A-C5の平均回数を変えると分解能も変化しますか?

HL -G103-A-C5の平均回数を変えると、分解能は変化します。


理論計算上、基準となる平均回数に対して

 ・平均回数がN倍になると、分解能は1/√N 倍になります。

 ・平均回数が1/N倍になると、分解能は√N 倍になります。


 HL-G103-A-C5の場合、分解能は平均回数1024回(初期値)の設定で、

        0.5μm(仕様値)ですが、例えば、平均回数を64回に変えると分解能は

        平均回数64回の分解能(理論計算値) = 0.5μm ×√1024/64回

                           = 0.5μm ×√16

                          = 2.0μm

 

        同様に各平均回数に対して分解能を計算しますと以下になります。

        平均回数    1回   4回  16回  64回  256回 1024回

        分解能     16.0μm 8.0μm 4.0μm 2.0μm 1.0μm 0.5μm


なお、カタログ仕様の分解能は、ワークを白セラミックにした場合です。

他のワークの場合には分解能が変化しますので、実機と実ワークにて、十分に検証を

行なってください。