FP2SH

FP2SH:第1プログラムエリアから第2プログラムエリアへ動作を移行する為の特殊な命令語が必要なのでしょうか?

FP2SH:第1プログラムエリアから第2プログラムエリアへ動作を移行する為の特殊な命令語が必要なのでしょうか?

第1プログラムから第2プログラムへ移行するのは、第1プログラムの1スキャン実行後、自動的に第2プログラムを実行します。
第2プログラムも1スキャン実行後、また第1プログラムへ戻ります。この動作を繰り返します。


使用上の注意事項について下記に示します。

<FP2SH・FP10SHの第2プログラムエリア使用時のご注意>
●SUB番号・LBL番号はダブってご使用頂けます。
●JUMP,LBL,LOOP,MC,MCE,CALL,SUBは
 第1、第2それぞれのプログラム領域内でのみ使用可能です。
 使用可能点数は、それぞれのプログラムエリア内で
 それぞれ最大点数まで使用可能です。
 ED命令も両方のプログラムエリアに記述できますので、
 副プログラムは、通常の文法どおりED命令の後に記述してください。
●INTは第1プログラムエリアのみ使用可能です。
●FLバンク切り替え・INDEXバンク切り替えは
 プログラムエリアが移った時に0リセットされます。
●演算メモリは、第1・第2プログラムから共通で使用します。
●文法チェックのOT・KP命令とタイマー命令に関する2重使用のチェックは、
 第1・第2プログラム共通でチェックします。
●ステップラダーは、第1プログラム領域にのみ記述可能です。
●実行順序は、第1プログラム終了後、第2プログラムを実行します。 
 
<プログラムエリアを切り替える方法>
FP10SH,FP2SH等、プログラムエリアを2つ保有している機種に対してプログラムを作成するとき、
表示するプログラムを、第1プログラムエリアから第2プログラムエリアにまたは 第2プログラムエリアから
第1プログラムエリアに切り替える必要がでてきます。
 
プログラムエリア切替えの方法は、以下の2通りがあります。
■メニューバーから操作する場合
メニューバーより、[編集] => [プログラムエリア切替]を選択してください。
■キーボードで操作する場合
[Ctrl]キーを押しながら [Back Space]キーを押してください。