FP2SH

FP2/FP2SH:「モジュール」とは何ですか?

FP2/FP2SH:「モジュール」とは何ですか?

FP2/FP2SHのマザーボード上に装着できるユニット数の単位です。FP3/FP10SHでは、その単位に「スロット」を使用しております。その違いとは、装着可能数の数え方が異なり、FP2/FP2SHでは、装着可能本数に電源ユニット・CPUユニットも含めるのに対し、FP3/FP10SHでは、それらは含まず増設ユニット・特殊ユニットの本数のみを数えます。

<例>5モジュールタイプのマザーボードを使用した場合。
1つ幅の電源ユニットと1つ幅のCPUユニットを使うと、使用できるI/Oユニットは、3つ。
2つ幅の電源ユニットと2つ幅のCPUユニットを使うと、使用できるI/Oユニットは、1つ。

このようにFP2では、従来品のFP3/FP10SHと比べて、考え方が異なるため、便宜上、「モジュール」という言葉を用いて、誤解を避けるようにしています。

<使用例>
・5モジュールのマザーボードで設計する。
・S-LINKポート付きCPUユニットは、2モジュールサイズです。
<例外>
・空いているコネクタ部分を「空モジュール」と呼ぶのはおかしいので、FPWIN GRのメニュー、マニュアルとも、「空スロット」という言葉を使用します。

<参考>
従来品FP3/FP10SHなどの場合は、
マザーボード3スロットタイプには、3つのI/Oユニット。
マザーボード5スロットタイプには、5つのI/Oユニット。
マザーボード8スロットタイプには、8つのI/Oユニット。
がそれぞれ使用できます。