FPΣ

FPΣ:12kタイプから32kタイプへ機種変更を行いたいのですが、どのようにすれば良いでしょうか?

FPΣ:12kタイプから32kタイプへ機種変更を行いたいのですが、どのようにすれば良いでしょうか?

1.プログラム変換について
・FPWIN GRで機種変更を行う場合、システムレジスタが自動的に初期化されます。
 初期値から変更されている設定値は、プログラム変換の前に数値をお控え下さい。

・12Kタイプと32kタイプでは、内部リレーの点数が異なります。
 保持型エリア(電源断時の自動バックアップエリア)が異なっております。
 内部リレーの保持エリアを使用されている場合は、その部分のプログラムを
 変換する必要があります。
 (カウンタ・タイマ・DT・特殊DTの点数は12kと32kで同じ容量のため、
 変更の必要はございません)

2.プログラム変換の手順
・FPWIN GRで変換するプログラムを読み出します。

・メニューバーの[オプション(O)]→[PLCシステムレジスタ設定]を選択し、
 システムレジスタの設定値を控えます。

・[ツール(T)]→[機種変換(T)]を選択して下さい。
 「FP SIGMA 32K」を選択し、[OK]をクリックします。

・「システムレジスタを初期化しました」と表示されますので
 [OK]をクリックします。

・[オプション(O)]→[PLCシステムレジスタ設定]を選択し、
  先ほど控えた数値を入力します。
  注)電池を使用しない場合、システムレジスタNo.7「内部リレー保持型
  エリアの開始ワードNo.」は、FPΣ 32kタイプの初期値「248」の
  ままにしておいて下さい。

・内部リレーの保持型エリア(R900~R97F、WR90~WR97)を使用している
 プログラムの場合は、FPΣ 32kタイプの保持型エリア
 (R2480~R255F、WR248~WR255)にデバイス変更して下さい。
  R900~R97F   WR90~WR97
    ↓       ↓
  R2480~R255F WR248~WR255
 [編集(E)]→[デバイス変更(H)]を選択してください。

 「変更元」「変更先」の▼ボタンをクリックし、表示されるプルダウンメニューの
 中から「R」と「WR」を選択し、数値を変更して下さい。