PLC全般

FPメモリローダ:ERROR LED(赤)が点灯した場合の処置

FPメモリローダ:ERROR LED(赤)が点灯した場合の処置

・エラーのクリアは、転送開始SW を押すか、一旦接続をはずすことで可能です。

<PLC →FP メモリローダへの転送の場合>
・PLC のプログラムにパスワードプロテクトがかかっている場合が考えられますので、
 ツールソフト等を使って、プロテクトを解除した後、再度実行してください。
・4桁パスワードデータ、8桁パスワードデータのいずれも、プログラムとともに読み出して
 格納されます。

<FP メモリローダ→PLC への転送の場合>
・PLC がRUN モード、ROM 運転モード、またはメモリプロテクト状態になっている可能性が
 ありますので、PLC の状態を確認してください。
・FP メモリローダにプログラムが入っていない、またはPLC の機種違いの可能性があります
 ので、PLC の機種を確認し、コピーするマスタープログラムをアップロードしなおしてから、
 再度実行してください。
・FPメモリローダ→PLC転送動作とPLC状態との関係
 (書き込み対象のPLC状態)
  ①4桁パスワードプロテクト
  ②8桁パスワードプロテクト
  ③読み出し禁止
  ④RUNモード
  ⑤ROM運転
  ⑥メモリプロテクト

 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 
 ○ ― ― × ― ― FP0・FP-e・FPΣ12K
 ○ × ○ × ― ― FPΣ32K
 ○ × ○ × × ― FP-X
 × ― ― × × × FP2・FP2SH
 ○:書き込み可能 ×:書き込み不可 -:対象外

注)8桁パスワードプロテクト設定されたFPΣ32KやFP-Xからプログラムを読み出し、
それを8桁パスワードの登録されていないFPΣ32KやFP-Xにダウンロードすることはできますが、
ダウンロード直後、電源を切らない状態ではパスワードオープン状態になっています。
電源を切断した後は、8桁パスワードプロテクトがかかります。
 
(2006年12月現在の情報です)