FPWIN Pro7：FPΣのプログラムを作成していますが、グローバル変数の設定について教えてください。

FPWIN Pro7：FPΣのプログラムを作成していますが、グローバル変数の設定について教えてください。。

①グローバル変数の型にVAR_GLOBAL_RETAINにしてもＤＴは保持エリアにはなりません。保持エリアにするには、先ず、ＦＰΣの電池を内蔵してください。（電池ご注文品番：ＡＦＰＧ８０４）次にシステムレジスタの保持／非保持の設定部分でデータレジスタ保持型エリアの開始アドレスを変更してください。全点保持にしたい場合は０に設定します。またユーザエリアとシステムエリアの範囲を変更したい場合は、メニューバーの拡張機能→オプションでコンパイルオプションのアドレス範囲で変更可能ですので、任意に設定してください。なお、プログラムを書き換える際に保持エリアの値を初期化しないようにするためには、コンパイルオプションのコード生成の中の「ユーザ領域の保持型変数を初期化しない」に必ずチェックマークを入れてください。

②グローバル変数にＤＷＯＲＤ型を設定するには、
ＦＰアドレスを指定する際に「DDT」を使います。
例えば、
ｸﾗｽ：VAR_GLOBAL_RETAIN
変数名：ICHI01
FPｱﾄﾞﾚｽ：DDT0
IECｱﾄﾞﾚｽ：%MD5.0
ﾃﾞｰﾀ形式：DWORD
初期値：0
なお、モータ制御用データの場合はﾃﾞｰﾀ形式を「DINT」にされるほうが良いです。（DWORDは１６進数の扱い、DINTは±の整数の扱いになります。）

③内部リレーＲのエリアもＤＴと同様にユーザエリアの範囲を変更出来ますので、メニューバーの拡張機能→オプションでコンパイルオプションのアドレス範囲で、任意に設定してください。