DP-100

DP-101ZをEASYモードで使用しています。設定した圧力(しきい値)に対して、動作する圧力がズレてしまいます。なぜですか?

DP-101ZをEASYモードで使用しています。設定した圧力(しきい値)に対して、動作する圧力がズレてしまいます。なぜですか?

設定した圧力(しきい値)に対して、応差(ヒステリシス)が高圧側に付加されるためです。

故障や初期不良ではありません。

 

例1:しきい値(設定圧力):P=-50.0(kPa)

   応差(ヒステリシス):最大(約8digit)

   出力動作設定:N.O.(ノーマルオ-プン)

   

   に設定した場合、出力がOFFからONに変わる圧力(動作圧力)は、

   動作圧力 = しきい値 +応差(ヒステリシス) 

        = -50.0 + 約8digit 

        = -49.2(kPa)  となります。

   

   なお、出力がONからOFFに戻る圧力が、設定したしきい値となります。 

   (図1参照)

 

例2:しきい値(設定圧力):P=40.0(kPa)

   応差(ヒステリシス):最大(約8digit)

   出力動作設定:N.O(ノーマルオープン)

 

   に設定した場合、出力がOFFからONに変わる圧力(動作圧力)は、

   動作圧力 = しきい値 + 応差(ヒステリシス)

        = 40.0 + 約8digit 

        = 40.8(kPa)  となります。

   

   なお、出力がONからOFFに戻る圧力が、設定したしきい値となります。 

   (図2参照)

  

  

   (注):応差(ヒステリシス)の初期状態は、レベル3(約3digit)です。

       キー操作設定により8段階で切り換え可能です。

 

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DP-100シリーズの仕様は、こちらをご覧ください。

⇒2画面・デジタル圧力センサ [気体用] DP-100 Ver.2