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用語解説:機械安全上の自動リセットと手動リセットの違いは何ですか?
用語解説:機械安全上の自動リセットと手動リセットの違いは何ですか?
機械安全における自動リセットと手動リセットの違い
1. 自動リセット(Automatic Reset)
定義:安全装置や安全機能が作動した後、一定の条件を満たすと自動的にリセットされ、 機械
が再び動作再開します。
特徴:人の操作を必要とせず、システムが自己復旧します。
迅速な再稼働が可能ですが、危険性も伴います。
一部の安全規格では、重要な安全装置の自動リセットは推奨されない場合があります
(例:エマージェンシーストップや危険な動作の自動再開は避けるべき)。
例:センサーの一時的な誤検知による安全装置の一時的解除。
自動的に安全装置がリセットされ、機械が再起動するシステム。
2. 手動リセット(Manual Reset)
定義:安全装置や安全機能が作動した後、操作パネルやリセットボタンを人が手動で押すこで
リセットし、機械を再稼働させます。
特徴:人の判断や状況確認の後にリセットされるため、安全性が高い。
問題の根本原因を解決したことを確認してから再稼働できる。
安全規格(例:ISO 13849やIEC 62061)では、重要な安全装置には手動リセットが求め
られる場合があります。
例:緊急停止後の再起動前に、操作員が安全確認を行い、リセットボタンを押す。
まとめ
項目 自動リセット 手動リセット
操作方法 システムが自動的にリセット 操作員が手動でリセットボタを押す
安全性 迅速な再稼働が可能だがリスクも伴う 安全確認後に再稼働可能 安全性高い
推奨用途 一部の安全装置や軽微な誤動作の補助 重要な安全装置や危険な状況の復旧時
注意点
安全上の観点から、重要な安全装置や危険な状況では、手動リセットが推奨が多いです。
自動リセットは便利ですが、安全性確保のために適用範囲や条件に注意が必要です。