NA1-PK5/NA1-5

NA1-PK5をピッキングで使用。ピッキングシステムの構築方法は?

NA1-PK5をピッキングで使用。ピッキングシステムの構築方法は?

セル生産ラインや組み立てラインなどでNA1-PK5をピッキングセンサとして使用する

場合、ピッキングシステム全体を構築し、その中で、NA1-PK5の入・出力線を正しく

配線し、適切に制御する必要があります。

以下に、基本的/標準的な考え方を解説しますので、ご確認願います。

(注)本内容は、あくまでも基本的/標準的な考え方ですので、お客様のご使用状況などに
             よっては、変更/追加などが必要となります。

 

 

NA1-PK5-3

 

【構成例】

NA1-PK5-4

 

  ・ここでは、 部品棚が3つあり、それぞれの棚に、NA1-PK5が取付られている

            ものとします。

  ・部品の取り出し順序と個数は、あらかじめ決められているものとし、ここでは、

            ① ⇒ ② ⇒ ③ の順序で各1個の部品を取り出すものとします。

  ・NA1-PK5の投光器と受光器の作業指示灯入力(桃)を、PLCのY1~Y3

   (出力)にパラレル配線します。

  ・NA1-PK5の受光器の出力(黒)を、PLCのX1~X3(入力)にパラレル配線

   します。

 

 

NA1-PK5-5

 

 

【プログラミングの考え方】

NA1-PK5-6

 

 (注) ここで案内したピッキングシステムの構築では、作業者のヒューマンエラーを

     防止することができません。

     ・同じ部品の2回取り出し
     ・部品のつかみ忘れ
     ・指示された部品以外の取り出し
     ・取り出し後の部品落下
     ・部品の誤組付

 

     これらに対する対処(例:エラー表示、など)は、別途、対処願います。