-
リレー・カプラー
-
コネクタ
-
スイッチ/インプットデバイス
-
ボリューム/エンコーダ
-
制御機器商品全般
-
問合せ窓口
-
ファイバセンサ
-
ビーム(光電)・レーザセンサ
-
フォトマイクロセンサ
-
エリアセンサ
-
ライトカーテン
-
安全機器
-
近接センサ
-
特殊用途センサ
-
圧力センサ・流量センサ
-
検査・判別・測定用センサ
-
静電気対策機器・イオナイザ
-
センサ周辺機器
-
IoT関連ユニット・省配線システム
-
レーザマーカ
-
コードリーダ
-
PLC
-
表示器
-
省エネ支援機器
-
タイマ・カウンタ・コンポ
-
画像センサ・画像処理機
-
UV照射器
-
サーボモータ・アンプ
-
小形ギヤードモータ(受注終了品)
-
ブラシレスモータ アンプ(受注終了品)
-
インバータ
NA2-N28を1台追加して出力を束ねたら、遮光してもOFFにならない。対策は?
NA2-N28を1台追加して出力を束ねたら、遮光してもOFFにならない。対策は?
【結 論】
残念ながら、NA2-N28 × 2台の出力を束ねてご使用いただくことは、できま
せん。(図1)
【対 策】
NA2-N28 × 2台の出力に、それぞれ、汎用リレーを接続し、リレー接点のN.O.
(A接点)を直列接続して負荷を制御します。(図2)
【出力を束ねて使用できない理由(図1の回路の動作説明)】
動作は、
・全光軸入光時:出力ON
・1光軸以上遮光時:出力OFF
で固定です。
したがって、図1の回路の場合、2台のNA2-N28 の全光軸がすべて入光状態で、
2台共出力ON状態になっているので、負荷が動作(ON)します。(図3)
ここで、どちらか一方のセンサの光軸が1光軸以上遮光になった場合、負荷を非動作
(OFF)にしたいのですが、2台のセンサの出力がワイヤードORになっているため、
負荷は動作(ON)してしまいます。(図4)
なお、負荷が非動作(OFF)となるのは、2台共遮光状態で、出力が2台共、OFF
になった場合になります。(図5)
【対策回路の動作(図2の回路の動作説明)】
NA2-N28の出力動作は、
・全光軸入光時:出力ON
・1光軸以上遮光時:出力OFF
で固定です。
したがって、図2の回路の場合、2台のセンサの全光軸がすべて入光状態で、2台共
出力ON状態になると、直列接続したN.O.が両方共導通し、負荷が動作(ON)
します。(図6)
どちらか一方のセンサの光軸が1光軸以上遮光になった場合、遮光になった側の出力が
OFFとなり、N.O.が開(オープン)になります。
したがって、直列接続した2台のN.O.が非導通となり、負荷は非動作(OFF)と
なります。(図7)
【警告(重要)】
NA2-N28を含むNA2-Nシリーズは、安全用途ではご使用いただけません。
NA2-Nシリーズはエリアセンサであるため、万一、故障した場合、危険側故障
(Failure to danger)となる可能性があるためです。
(危険側故障という用語は、JIS B 9700 に記載があります。)
人体検知・安全用途には、必ず、ライトカーテンをご使用願います。
なお、NA2-Nシリーズを人体検知・安全用途に使用し、万一、死亡または、重篤は
災害が発生しても、当社はその責任を一切負えません。(取扱説明書 参照)