ファイバ

FT-A32で微小部品の落下を検出できますか?

FT-A32で微小部品の落下を検出できますか?

検出可否は、使用状況が下記条件を満たすかどうか?で決まります。

条件1) 部品のサイズ(FT-A32の検出幅:32mm方向に対する長さ)が、最小検出

     物体幅より十分大きいこと。

     FT-A32の最小検出物体幅(図5中のB)は、Φ0.65(参考値:使用アンプ

     FX-501 応答時間:STD)です。

     このサイズより小さい部品は、ワークが静止状態であっても、検出できません。

 

    FT-A32-01

 

 (注1)  例えば、部品が図3の様な直方体の場合、面積が一番狭い面が下向きで、

       短辺が検出幅:32mmに平行となる場合が一番遮光状態が少なくなる

       ので、この状態で検出可能かどうか?検討します。

 

    FT-A32-02

 

条件2) 部品の落下方向に対する長さ(W(mm))が下記の論理式を満足できる

     長さであること。

     部品が自由落下する場合、センサ(ファイバアンプ)の応答時間t(ms)、

     落下速度V(mm/ms)、落下方向に対する部品の長さW(mm)、

     および、最小検出物体幅A(mm)に論理的な関係式が成り立ちます。

     この関係式を満たさない場合は、検出できません。

 

        FT-A32-03

 

 

             FT-A32-07

      

    

      FT-A32-05

  

 

   (注3):FT-A32の最小検出物体幅:A(落下方向)は、3.2(mm)と

       なります。

     FT-A32-08