SC-GU

CC-Link通信は正常。エンドユニット未接続のため入光量が取得できない。

CC-Link通信は正常。エンドユニット未接続のため入光量が取得できない。

CC-Link対応通信ユニット SC-GU3-01を使用し、デジタルセンサ(例:FX-501)の入光量

(注1)を取得する場合、エンドユニット SC-GU3-EUが接続されていないとコマンド送信・

入光量取得ができません。

必ず、SC-GU3-01をデジタルセンサの後ろに接続してください。

なお、光通信非対応機種(例:FX-411)が混在する場合は、その前にSC-GU3-01を接続して

ください。

 

【原因と対策】

SC-GU3-EU

【各ユニットの表示灯の状態】

SC-GU3-01が未接続でも、CC-Link通信は正常(ERR、LERR:消灯、SD、RD:点灯)となり

ます。

 

    SC-GU3-01-03

 

 

【QJ61BT11Nバッファメモリの状態(入光量未取得の状態)】

 ・FX-501×3台の入光量は、4局設定の場合、SC-GU3-01のリモートレジスタ RWr(0)~

  RWr(2)に入ります。(図5参照)

  したがって、GX Works2のデバイス/バッファメモリ一括モニタで、バッファメモリの

  先頭アドレスを2E0Hにして確認します。

 

 

 ・SC-GU3-EUが未接続の場合、02E0H~02E2Hに入光量データは入らない。

 

SC-GU3-01-04

 

 ・リモート入力 RX(1)(QJ61BT11N バッファメモリ 00E1H)のbit15を確認すると、

  1(EU未接続)となる。(図6参照)

 

SC-GU3-01-05

 

リモートレジスタ2

リモート入力2

 

【QJ61BT11Nバッファメモリの状態(入光量取得の状態)】

 ・SC-GU3-EUを接続すると、02E0H~02E2Hに入光量データが入る。

 

SC-GU3-01-06

 

(注1)実際に取得できるデータは、内部回路の検出値(生値)であり、検出値 = 入光量

    (FX-501表示値)ではありません。

    検出価は内部回路でバラツキがあり、GX Works2上で連続取得すると、02E0H~

    02E2Hのデータはバラツキます。

(注2)CC-Linkは三菱電機株式会社の商標で、CC-Link協会が管理しています