HG-C

HG-C1100L3-Pの変位量データを取得します。データは、どこに入りますか?

HG-C1100L3-Pの変位量データを取得します。データは、どこに入りますか?

変位量データはPD(プロセスデータ)ですので、弊社、IO-Linkマスタユニット

(SC-LG2-CEF-P)を使用する場合、リモートレジスタ RWrに入ります。

 

HG-C1000L-04

 

また、リフレッシュデバイスを設定すると、そのデバイスにデータが入り、CPUで

扱いやすくなります。

 

HG-C1000L-05

 

以下に、IO-LINK構成例と、変位量データ取得例を記載しますので、ご確認願い
ます。

 

  HG-C1000L-06

 

 

《リフレッシュデバイス設定例》

 

    HG-C1000-04

 

 1) リフレッシュデバイスの先頭を、W1400に設定しているため、+0~+3は、

   W1400~W1403となります。 

 

  HG-C1000L-08

 

2) PORT1 プロセスデータの先頭アドレスは+4なので、+3の続きとなり、

   W1404となります。


   Nはプロセスデータ長(注)で、HG-C1100L3-Pの場合、4(byte)

   ですので、

   +(4 +N1/2 -1) =(4+4/2-1) = 5

    
   (注):プロセスデータ長は、変位量のPD0~PD1の2(byte)ではなく、

       プロセスデータ全体(PD0 ~ PD3)の4byteとなります。

 

    HG-C1000L-09

   

   したがって、HG-C1100L3-Pをポート1に接続する場合、PD0~PD3

   (プロセスデータ全体)はW1404 ~ W1405 の2(byte)に入り、

   その中の変位量のプロセスデータ(PD0 ~ PD1)は、W1404 に入ります。

 

        HG-C1000-05