SC-LG2

HG-C1100L3-P+SC-LG2-CEF-Pを使用。 PORT をIO-Linkモードにしたいが、どのように すればよいですか?

HG-C1100L3-P+SC-LG2-CEF-Pを使用。PORTをIO-Link モードにしたいが、どのようにすればよいですか?

SC-LG2-CEF-Pの各PORTは、工場出荷状態ではInactiveモードになっていますので、

IO-Linkモードに設定する必要があります。

 

  SC-LG2-CEF-P 03

 

SC-LG2-CEF-P 04

 

SC-LG2-CEF-P 05

SC-LG2-CEF-P 06

 

[プログラム(参考例)]

PORT1(HG-C1100L3-P)をIO-Link MODEに設定する。

(注1):プログラムは、あくまでも、参考例です。

     動作検証をお客様で実施いただき、使用可否をご判断願います。

 

SC-LG2-CEF-P 07

 

SC-LG2-CEF-P 08

 

・下記、条件が揃った時に、M0がONする。

 (トランジェント伝送プログラムのインタロック)

 

・X0:OFF      (RJ71GF11-T2がユニット異常ではない。)

・X1:ON      (自局(RJ71GF11-T2)データリンク状態がデータリンク中)

・X0F:ON      (ユニット(RJ71GF11-T2) READ状態)

・SW0B0.0:OFF (局番1のユニット(SC-LG2-CEF-P)のデータリンク状態が正常)

・X100B:ON   (SC-LG2-CEF-Pがリモートレデ゙ィ状態にある。)(注2)

 

(注2):リモートレディは、リモート入力 RX +00 bitBで、リフレッシュデバイスを

     X1000に設定しているので、X100Bとなります。

 

SC-LG2-CEF-P 09

・M0がONの時、起動接点 X1070がON ⇒ OFF したら、M1がONする。


SC-LG2-CEF-P 10

 

・M0がONの時、起動接点 X1070がON ⇒ OFF したら、M1がONする。

SC-LG2-CEF-P 11

 

・M1がONになると、MOV命令が実行される。

・D1001 ~ D1004にコントロールデータを収納する。
   ・D1001:K1       ⇒  S1+1 対象局番号 (SC-LG2-CEF-Pの局番:1)

   ・D1002:H205  ⇒  S1+2 アクセスコード/属性コード

    (Port ModeアクセスコードはH02、属性コードはH05:固定)

   ・D1003:H1      ⇒  S1+3 デバイス番号 (SC-LG2-CEF-P ポート1のみ)

   ・D1004:H1      ⇒  S1+4 書き込み点数 

               (書き込みデータは、D2000 の1ワード)

・D2000 に書き込みデータを収納する。
   ・D2000:H2             ⇒  S2+0 C/Q I/O Link動作(bit 1:ON) ⇒ H02

               (注4)

 

  (注3):専用命令 Port Modeの属性コードは、H05、アクセスコードH02です。

  (注4):ポートをIO-Linkモードにするデータは、H02となります。

 

   SC-LG2-CEF-P 15

 

 

SC-LG2-CEF-P 13

 

・専用命令 GP RIWTが実行される。

   ・U0:先頭入出力№0のマスタ・ローカルユニットを指定

   ・S1=D1000:コントロールデータを格納している先頭アドレス

   ・S2=D2000:書き込むデータを格納している先頭アドレス

   ・d=M100:命令完了にて、1スキャンONさせる自局の先頭デバイス

      (本サンプルプログラムでは、割愛)

(注5):専用命令 GP RIWTの詳細等は、CC-Link  IE  Field マスタユニット 

     RJ71GF11-T2のメーカにお問い合わせ願います。

     弊社の基本スタンスは、SC-LG2-CEF-PのPortをIO-Linkモードに設定するに

     あたり、必要となる情報(属性コード:H05/アクセスコードH02、書き込み

     データ:H02)を提供するのみで、専用書き込み命令 GP RIWTのサポート

     は、いたしかねます。

 

SC-LG2-CEF-P 14