HG-C

HG-C1100L3-PのSD(サービスデータ)を読み 出ししたい。読み出し方法は?

HG-C1100L3-PのSD(サービスデータ)を読み出ししたい。 読み出し方法は?

ここでは、具体的に例を挙げて説明いたします。

 

HG-C1100L3-Pの投光停止状態を、IO-Link専用読み出し命令(GP-RIRD)を使用して、

プログラム実行により実施する方法を解説します。

読み出しの前に、読み出し情報をIO-Link専用書き込み命令(GP-RIWT)を使用して、

書き込む必要があります。

投光停止状態の読み出しは、インデックス(70:DEC)、サブインデッス(0:DEC)を

使用します。

設定データは、0:投光、1:投光停止となります。

     

    HL-G1100L3-P-31

  

   HL-G1100L3-P-02

   HL-G1100L3-P-02

 

HL-G1100L3-P-03

 

HL-G1100L3-P-18

(注1):プログラムは、あくまでも、参考例です。

     動作検証をお客様で実施いただき、使用可否をご判断願います。

     


・下記、条件が揃った時に、MC NO M 1000 命令が実行される。

 HL-G1100L3-P-19

・X0:OFF          (RJ71GF11-T2がユニット異常ではない。)

・X1:ON          (自局(RJ71GF11-T2)データリンク状態がデータリンク中)
 
・X0F:ON           (ユニット(RJ71GF11-T2) READ状態)

・SW0B0.0:OFF  (局番1のユニット(SC-LG2-CEF-P)のデータリンク状態が正常)

・X100B:ON  (SC-LG2-CEF-Pがリモートレデ゙ィ状態にある。)

・X107D        (RIWT/RIRD切換用センサ(X107D)がON)の時、MC NO M 1000

         が実行される。)

 

 HL-G1100L3-P-06

 

・MC N0 M 1000(マスターコントロール)命令が実行されるとラダーが接続され、MCR(マスターコントロールリセット)までの命令が実行される。


・起動用接点がON ⇒ OFFになると、MOVE命令が実行される。

 

 HL-G1100L3-P-20-1

 

・D7001 ~ D7004にコントロールデータを収納する。

    ・D7001:K1      ⇒  S1+1 対象局番号 (SC-LG2-CEF-Pの局番:1)

    ・D7002:H1005  ⇒  S1+2 アクセスコード/属性コード

                (ISDUのアクセスコードはH10、属性コードは

                 H05:固定)

    ・D7003:H1      ⇒  S1+3 デバイス番号 (IO-Link ポート1のみ)

    ・D7004:H2      ⇒  S1+4 書き込み点数 

                (書き込みデータは、D8000 ~ D8001の2ワード)

   HL-G1100L3-P-08

 

・D8000 ~ D8001に書き込みデータを収納する。

    ・D8000:H46     ⇒ S2+0 Index(上位バイト)/ Index(下位バイト)

                (投光停止状態 Index:70(DEC) ⇒ 46(HEX)

    ・D8001:H100 ⇒ S2+1  Control H01

              ( 読み出し対象データを設定する場合のControlは、

               H01を使用する。)/投光停止状態 Sub Index 0(HEX)

 

HL-G1100L3-P-09

 

HL-G1100L3-P-21

 

 

HL-G1100L3-P-22

 

・GP RIWT命令が実行される。

   ・U0:先頭入出力№0のマスタ・ローカルユニットを指定
   ・S1=D7000:コントロールデータを格納している先頭アドレス
   ・S2=D8000:書き込むデータを格納している先頭アドレス
   ・d=M400:命令完了にて、1スキャンONさせる自局の先頭デバイス

 

HL-G1100L3-P-23

 

HL-G1100L3-P-24

HL-G1100L3-P-25

・下記、条件が揃った時に、MC NO M 1100 命令が実行される。

・X0:OFF       (RJ71GF11-T2がユニット異常ではない。)

・X1:ON       (自局(RJ71GF11-T2)データリンク状態がデータリンク中)
 
・X0F:ON      (ユニット(RJ71GF11-T2) READ状態)

・SW0B0.0:OFF   (局番1のユニット(SC-LG2-CEF-P)のデータリンク状態が正常)

・X100B:ON    (SC-LG2-CEF-Pがリモートレデ゙ィ状態にある。)

・X107D    (RIWT/RIRD切換用センサ(X107D)がOFF)の時、MC NO M 1100

         が実行される。)

 

HL-G1100L3-P-06

・MC N0 M 1100(マスターコントロール)命令が実行されるとラダーが接続され、MCR(マスターコントロールリセット)までの
 命令が実行される。

 

・起動用接点がON ⇒ OFFになると、MOVE命令が実行される。

 

     HL-G1100L3-P-26

 

・D7001 ~ D7003に読み出しデータを収納する。


              ・D7001:K1      ⇒  S1+1 対象局番号 (SC-LG2-CEF-Pの局番:1)

    ・D7002:H1005  ⇒  S1+2 アクセスコード/属性コード

                (ISDUのアクセスコードはH10、属性コードは

                 H05:固定)

    ・D7003:H1      ⇒  S1+3 デバイス番号 (IO-Link ポート1のみ)

    ・D7004:H3      ⇒  S1+4 読み込み点数

 

HL-G1100L3-P-09

 

HL-G1100L3-P-27

 

・GP RIRD命令が実行される。

   ・U0:先頭入出力№0のマスタ・ローカルユニットを指定
   ・S1=D7000:コントロールデータを格納している先頭アドレス
   ・S2=D8000:読み込むデータを格納している先頭アドレス
   ・d=M500:命令完了にて、1スキャンONさせる自局の先頭デバイス

  

HL-G1100L3-P-28png



      

HL-G1100L3-P-29png

 

HL-G1100L3-P-14