HG-C

HG-C1100L3-PのSD(サービスデータ)を書き 込みしたい。書き込み方法は?

HG-C1100L3-PのSD(サービスデータ)を書き込みしたい。 書き込み方法は?

ここでは、具体的に例を挙げて説明いたします。

 

HG-C1100L3-PのC/Q出力のL-ON/D-ONの切り換えを、IO-Link専用書き込み命令

(GP-RIWT)を使用して、プログラム実行により実施する方法を解説します。

L-ON/D-ONの切り換えは、C/Q出力の出力動作設定のインデックス(61:DEC)、

サブインデッス(1:DEC)を使用します。

設定データは、0:入光時ON(L-ON)、1:非入光時オン(D-ON)となります。 

 

   HL-G1100L3-P-00

 

         HL-G1100L3-P-01

 

   HL-G1100L3-P-02

 

HL-G1100L3-P-03

 

    HL-G1100L3-P-04

(注1):プログラムは、あくまでも、参考例です。
       動作検証をお客様で実施いただき、使用可否をご判断願います。

 

・下記、条件が揃った時に、MC NO M 900 命令が実行される。

      HL-G1100L3-P-05

・X0:OFF      (RJ71GF11-T2がユニット異常ではない。)

・X1:ON      (自局(RJ71GF11-T2)データリンク状態がデータリンク中)
 
・X0F:ON      (ユニット(RJ71GF11-T2) READ状態)

・SW0B0.0:OFF (局番1のユニット(SC-LG2-CEF-P)のデータリンク状態が正常)

・X100B:ON   (SC-LG2-CEF-Pがリモートレデ゙ィ状態にある。)

 

   HL-G1100L3-P-06

・MC N0 M 900(マスターコントロール)命令が実行されるとラダーが接続され、

    MCR(マスターコントロールリセット)までの命令が実行される。

   

 

・起動用接点がON ⇒ OFFになると、MOVE命令が実行される。


HL-G1100L3-P-17

 

・D5001 ~ D5004にコントロールデータを収納する。

・D5001:K1      ⇒  S1+1 対象局番号 (SC-LG2-CEF-Pの局番:1)

・D5002:H1005  ⇒  S1+2 アクセスコード/属性コード

 (ISDUのアクセスコードはH10、属性コードはH05:固定)

・D5003:H1      ⇒  S1+3 デバイス番号 (IO-Link ポート1のみ)

・D5004:H3      ⇒  S1+4 書き込み点数

            (書き込みデータは、D6000 ~ D6002の3ワード)

 

   HL-G1100L3-P-08

 

・D6000 ~ D6002に書き込みデータを収納する。

・D6000:H3D      ⇒  S2+0 Index(上位バイト)/ Index(下位バイト)
               (C/Q出力 出力動作設定 Index:61(DEC) ⇒ 3D(HEX)

・D6001:H8001  ⇒  S2+1  Control (Request Dataが3byteなので、奇数 

                       ⇒ H80) /Sub Index 1(HEX)

・D6002:H0      ⇒  S2+2 Request  (C/Q出力 出力動作設定 L-ON ⇒ 0)  

 

         HL-G1100L3-P-09

 

       HL-G1100L3-P-10

 

HL-G1100L3-P-12

 

・GP RIWT命令が実行される。

   ・U0:先頭入出力№0のマスタ・ローカルユニットを指定
   ・S1=D5000:コントロールデータを格納している先頭アドレス
   ・S2=D6000:書き込むデータを格納している先頭アドレス
   ・d=M300:命令完了にて、1スキャンONさせる自局の先頭デバイス

 

  HL-G1100L3-P-13

  ・命令実行前にHG-C1100L3-Pの出力動作設定がL-ONになっていたら、L-ONの状態を

   保持する。

                     HL-G1100L3-P-15

  

  ・命令実行前にHG-C1100L3-Pの出力動作設定がd-ONになっていたら、L-ONに切り

   換わる。

                     HL-G1100L3-P-16


 ・設定変更された出力動作設定は保存され、電源再投入後も、変更した状態を保持する。

  ・命令実行後に出力動作設定をキー操作で変更することも可能。





 

 ・設定変更された出力動作設定は保存され、電源再投入後も、変更した状態を保持する。

 

 ・命令実行後に出力動作設定をキー操作で変更することも可能。

HL-G1100L3-P-14