ビーム(光電)・レーザーセンサ全般

透過型光電センサと比較して、レーザセンサが干渉しにくい理由は何ですか?

透過型光電センサと比較して、レーザセンサが干渉しにくい理由は何ですか?

【回 答】

 透過型レーザセンサ(例:EX-L211)の投光器から照射されるレーザ光は、透過型光電センサ(例:EX-23)と比較すると光の拡がりが狭いためです。

 

【解 説】

 一般的に、アンプ内蔵透過型光電センサは、干渉防止機能が装備されていません。

 加えて、投光器から照射される光はある拡がりを持っています。

 また、受光器の受光範囲は人の眼と同様に、ある範囲からの光を受光します。

 したがって、投光器の光が対面の受光器だけでなく、隣の受光器に入射され、相互干渉状態と

    なります。(図1参照)

 

    この結果、透過型光電センサを2セット並べて使用する場合は、平行移動特性図から判断され

    る間隔を離して設置する必要があります。

   

    これに対し、透過型レーザセンサ(例: EX-L211 )は、平行移動特性から判断すると、密着 

    取り付けが可能です。(図2参照)

 

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*EX-Lシリーズの詳しい資料は下記のURLにございます。

⇒アンプ内蔵・超小型レーザセンサ EX-L200