その他安全機器

SF-CFX3に非常停止スイッチとSG-P2020-M-Nを接続して使用。SG-Pが赤色5回点滅する。

SF-CFX3に非常停止スイッチとSG-P2020-M-Nを接続して使用。SG-Pが赤色5回点滅する。

《不具合症状(表示灯状態)》

 ・SG‐P2020‐M‐N(NPN出力)

   

  SF-CFX3-17

 

 ・SF‐CFX3

   ・FX3‐CPU000700(CPU0)は、正常状態と何ら変わりない。

   ・FX3‐XTIO084702(安全入・出力モジュール)は、I3/I4の

    入力が入らず、緑色表示灯が消灯。

    したがって、リセットが利かず、Q1/Q2はONにできない。

   ・SG‐P OFF(扉:開)の状態であり、エラー状態ではない。

 

        SF-CFX3-18

   

 

《原 因》

  SG‐P2020‐M‐N(NPN出力)を選択し、I3/I4に接続しているためです。

  SG‐P2020‐M‐N(NPN出力)(間違った選択)をFX3‐XTIO84702

  のI3/I4に接続すると、(図1)の様な配線となり、OSSD1/2がFX3‐

  XTIO84702の内部負荷を介して、GND(0V)と間接的に短絡となります。
 
  FX3‐XTIO84702から見ると、アクチュエータ検出時/非検出時、共に、

  I3、I4は無電圧となり、断線もしくは、アクチュエータ非検出の症状

  (I3/I4表示灯:消灯)となります。

 

   SF-CFX3-19

 

《対 策(1)》

  SG‐P2020‐M‐P(PNP出力)を選択し、I3/I4に接続してください。

  PNP出力であれば、SG‐PのOSSD1/2がONの時に+24VがI3/I4に

  印加されることになります。

  入力電圧 Highの条件は15~30V DCですので、 SG‐PのOSSD1/2

  がONの時に、I3/I4がHighの状態となります。

 

   SF-CFX3-20

 

   (注3): SG‐PをNPN出力からPNP出力に変更することで、5回点滅は解消

        しますが、別のエラーが発生します。
        SG‐PのOFFパルスがI3/I4に入るので、MS表示灯が、緑 ⇔ 赤

        交互点灯となります。

        

    SF-CFX3-24


《対 策(2)》

  SF‐CFX3 設定ソフト、ハードウェア設定画面上で、FX3‐XTIO84702

  (安全入・出力モジュール)のI3/I4にセーフティスイッチ、デュアルチャンネル

  を割り付けた後、シンボルを右クリックします。

 

       SF-CFX3-25

 

  図の画面が表れるので、“編集”をクリックします。

 

       SF-CFX3-26

 

 図の画面が表れるので、“コンポーネントをテストパルス出力に接続する。”のチェックを

 外し、OKをクリックします。


  

    SF-CFX3-27