SF-C21

SF-C21でパラレルミューティング制御時のミューティング用光電センサ設置上の注意事項は?

SF-C21でパラレルミューティング制御時のミューティング用光電センサ設置上の注意事項は?

IEC/TS 62046 機械類の安全性-人を検出する保護設備の使用基準にミューティング用

透過型光電センサの設置に関する規定があります。(図1)

SF-C21_ミューティング用透過型光電センサ

ミューティング用透過型光電センサの光軸の交点(クロスポイント)は、必ず、

危険区域内に設置してください。(図2)

SF-C21_ミューティングセンサ配置

クロスポイントが安全区域側にあると、ワーク(パレット)ではなく、作業者により

ミューティング用透過型光電センサのクロスポイントをミューティング条件どおりに

遮光することができてしまい、ミューティング機能が有効となってしまいます。

この状態において作業者(もしくは、作業者の身体の一部)が危険区域内に侵入する際、

ライトカーテンはOFFにならないため、機械は停止しません。

作業者が危険な状態にさらされることになり、非常に危険です。(図3)

SF-C21_ミューティングセンサ配置誤り

(注)誤ったミューティング制御の使用は事故につながります。ミューティング制御を

   よくご理解の上、また、最新の関連規格をご確認の上、正しくご使用ください。