SF-C21

SF-C21+SG-Pを使用。安全出力とは別に、どの扉が開いたのか?、出力したい。

SF-C21+SG-Pを使用。安全出力とは別に、どの扉が開いたのか?、出力したい。

《結 論》 
  結論としては、実現可能です。
 

《ポイント》 
  ポイントは、次の3点です。
 
  ・SG-Pシリーズのスタンダード、PNP出力タイプを選択する。

  ・SF-C21の安全入力(IN1 ~ IN8)に、個々に配線する
   (直列接続しない。) 

  ・SF-C21のAUX(補助出力)を使用する。

 

    SG-P-01

   

    ・安全出力  OUT1/2/3/4(ON) 

      = 扉A:閉 AND 扉B:閉 AND 扉C: AND 扉D:閉 

 

    ・個別出力(非安全出力) (注1)

       扉A 開閉結果(ON/OFF) ⇒ AUX出力A      

       扉B 開閉結果(ON/OFF) ⇒ AUX出力B 

       扉C 開閉結果(ON/OFF) ⇒ AUX出力C      

       扉D 開閉結果(ON/OFF) ⇒ AUX出力D 

 
      (注1):AUX出力は、安全出力として使用することはできません。    

 


《詳 細》 

  (1) SG-Pは、使用する台数すべて、スタンダードタイプ、PNP出力タイプを

      選択します。

 

   SG-P-02

   

   

   ・コードの種類は、ローコード/ハイコードのどちらでも構いません。

   ・設置方法のタイプは、コンパクトタイプ/ビジブルタイプのどちらでも構いません。

 
 

  (2) SF-C21 Configurator ソフトで、プリセットロジック№1 全体停止制御

      をベースとして、入力ブロックとAUX(補助出力)の設定変更を行ない、

      SF-C21に書き込みます。
      (カスタムロジック№0となります。)

      したがって、稼働の際には、カスタムロジック№0を読み出します。

 
   (2)-1 入力ブロック 1/2/3/4の初期状態は2NCなので、PNP半導体

         出力×2(同値)に設定変更します。 

 SG-P-03


    (2)-2 AUX(補助出力ブロック) 1/2/3/4を、出力A/B/C/D

         に設定変更します。

 

   SG-P-04

 

 

 《SF-C21 Configurator ソフト シュミレーション結果》
 

  (1) SG-P × 4台 すべて、アクチュエータ検出状態(扉:閉)

 

   SG-P-05

   

    ・安全出力  OUT1/2/3/4(ON) 

     = 扉A:閉 AND 扉B:閉 AND 扉C:閉 AND 扉D:閉 

 
    ・個別出力(非安全出力)

       扉A 開閉結果(ON/OFF) ⇒ AUX出力A:ON      

       扉B 開閉結果(ON/OFF) ⇒ AUX出力B:ON 

       扉C 開閉結果(ON/OFF) ⇒ AUX出力C:ON      

       扉D 開閉結果(ON/OFF) ⇒ AUX出力D:ON 

 

  SG-P-06

  

 

 

  (2) SG-P 扉Cのアクチュエータ非検出状態(扉:閉)

 

    SG-P-07


     ・安全出力  OUT1/2/3/4(OFF) 

     = 扉A:閉 AND 扉B:閉 AND 扉C:開(OFF) AND 扉D:閉 

 
    ・個別出力(非安全出力)

       扉A 開閉結果(ON/OFF) ⇒ AUX出力A:ON      

       扉B 開閉結果(ON/OFF) ⇒ AUX出力B:ON 

       扉C 開閉結果(ON/OFF) ⇒ AUX出力C:OFF      

       扉D 開閉結果(ON/OFF) ⇒ AUX出力D:ON 


 SG-P-08

     

      (注3):SG-Pシリーズを直列接続して使用しないので、フラッシング機能は

           働きません。