SF2B

SF2Bの光軸を合わすことができません。どうすれば良いですか?

考えられる原因が複数ありますので、順に確認してください。

・症状(1):光軸合わせ表示灯(A、B、C、D)(図1参照)、デジタルエラー表示灯(図

       2参照)と共に、すべての表示灯が消灯している。

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・原因(1):電源が供給されていない。電源電圧が仕様範囲(24V DC±15%)に入っていな

       い。ボトムキャップケーブルのコネクタがしっかり接続されていない。

・対策(1):ライトカーテンの配線、電源容量を確認してください。

       ボトムキャップケーブルのコネクタをしっかり接続し、必ず、M3ビス2本(ボ

       トムキャップケーブルに付属)で固定してください。(図3参照)

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        (図3) ボトムキャップケーブルの接続

 

・症状(2):光軸合わせ表示灯(A、B、C、D)とデジタルエラー表示灯は消灯投光器の動

       作表示灯(注)と受光器のOSSD表示灯が赤色点灯投光器のHALT表示灯が橙色

       点灯 (図4参照)

      (注):投光器の動作表示灯は、受光器のOSSD1、OSSD2のON/OFF状態と連動

          して表示灯の色が変わるため、本体への表記は“OSSD”としています。

 

dispImage (4)    (図4):投光停止状態の表示灯

 

・原因(2):投光停止状態になっています。

・対策(2):SF2Bシリーズ(NPNタイプ)の場合、テスト入力(桃)を0Vに接続してくださ

       い。モーメンタリ式スイッチのb接点を介して接続すると、始業点検が可能とな

       ります。(図5参照)

dispImage (5)    (図5):テスト入力(桃)が正常に接続された状態

 

・症状(3):光軸合わせ表示灯(A、B、C、D)とデジタルエラー表示灯は消灯

       投光器の動作表示灯と受光器のOSSD表示灯は赤色点灯

       投光器のHALT表示灯(橙色)が消灯

 

・原因(3)、対策(3):

  投光はしているが、受光していない状態です。

  考えられる原因と対策は、以下のとおりです。順に確認してください。

  ・ケーブル引き出し方向が揃っていない。(図6参照)

   → ケーブル引き出し方向を揃えてください。(図7参照)

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        (図6)                   (図7)

 

  ・投光器、受光器の位置がズレている。(図8参照)

   → 投光器と受光器の位置ズレを修正して、正対させてください。(図9参照)

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      (図8)                   (図9)

 

  ・投光器または受光器が首振りの状態で、正対していない。)図10参照)

   → 投光器または受光器の首振り状態を修正して、正対させてください。(図11参照)

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