SF4B：F、H、A/F各タイプは、どのように使い分けるのでしょうか？

SF4B：F、H、A/F各タイプは、どのように使い分けるのでしょうか？

F（Finger）タイプ　　　　　：10㎜ピッチ、最小検出物体φ14㎜で、指を検出する場合に使用

　　　　　　　　　　　　　　 します。

　　　　　　　　　　　　　　 3タイプの中で、最も安全距離を短くすることができます。

H（Hand）タイプ　　　　　：20㎜ピッチ、最小検出物体φ25㎜で、手を検出する場合に使用

　　　　　　　　　　　　　　 します。

　　　　　　　　　　　　　　 3タイプの中で、最も一般的に使用されます。

　　　　　　　　　　　　　　 安全距離は、F（Finger）タイプより長くなります。

A/F（Arm/Foot）タイプ　　：40㎜ピッチ、最小検出物体φ45㎜で、人の体全体や足を検出

　　　　　　　　　　　　　　する場合に使用します。

　　　　　　　　　　　　　　 3タイプの中で、最も安全距離が長くなります。

　　　　　　　　　　　　　　指や手を検出する必要がある場合には、使用できません。(注1）

 

(注1）：この内容は、JIS　B　9715に明記されています。

　　　　記されている内容は、40㎜超70㎜以下の検出能力をもつESPEは、指や手の侵入を検出

　　　　する必要があるとリスクアセスメントによって示された場合には、使用できないと解釈

　　　　することができます。

　　　　ここで、検出能力とは最小検出物体のことで、ESPEとはライトカーテンのことです。

　　　　A/F（Arm/Foot）タイプの最小検出物体はφ45㎜ですので、この規定に該当します。