SF4B

SF4Bでロックアウト時に出力を出すには、補助出力を使えばよいですか?

SF4Bでロックアウト時に出力を出すには、補助出力を使えばよいですか?

【結 論】

 SF4Bの補助出力を使用すれば、ロックアウト時に出力を出すことが出来ますが、SFB-HC

 (ハンディコントローラ)で設定変更が必要です。

 補助出力をそのまま使用しても、ロックアウト状態を外部に出力することはできません。

 

【理 由】

 SF4Bの補助出力の出力動作は、制御出力(OSSD)の負論理となっています。(図1参照)

 

SF4B_補助出力

(図1)

 

 補助出力はロックアウト状態の時にONとなりますが、通常動作の遮光状態の時にもONになるので、

 これらの区別がつきません。

 

【対処方法】

 SF4B用のハンディコントローラ SFB-HC(オプション)を使用して、補助出力の出力動作を

 設定変更することで、対処可能となります。 (図2参照)

SF4BとSFB-HC                                               

                             (図2)

【設定モード】

 SFB-HC(ハンディコントローラ)の設定モードを、『3:投光時OFF』にします。

 (詳細は、SFB-HCの取扱説明書を参照願います。)

 

 この設定モードにすると、補助出力の出力動作は、次のようになります。 (図3参照)

 

  ・正常動作 入光状態 → OFF

  ・正常動作 遮光動作 → OFF  

  ・ロックアウト状態  → ON

 

 この設定を行なった後に補助出力がONになったら、SF4Bシリーズがロックアウト状態になった、

 ということになります。

 

SFB-HC_補助出力設定