SF4D

SF4DのOSSDを汎用PLCに入れてはいけない理由は、何ですか?

SF4DのOSSDを汎用PLCに入れてはいけない理由は、何ですか?

安全を確保するためには、汎用PLCを介さずに、直接、動力源を止めなければなりません。

安全制御システム(制御システムの安全関連部)は、ISO13849-1(JIS B 9705-1:国際規格

Identical)に基づくリスク診断表にて選択する必要があります。

 

汎用PLCは内部部品の偶発的な故障により危険側故障(Failure to danger)になる可能性が

あり、この汎用PLCを使用した安全制御システムは、上記の規格や、その他、関連する規格等に

沿ったシステムを構築することができません。

 

危険側故障とは、

簡素に説明すると、SF4Dの投・受光器の間に身体の一部、または、全部が侵入しても

汎用PLCの危険側故障により装置が稼働し続け、停止しない状態を指します。

この状態は、重篤な災害を招くことにつながり、とても、受容できる、とは言えません。

 

なお、“安全”とは、関連する規格で、“受容できないリスクがないこと。”と定義されています。

 

SF4B_回路事例

国際規格_インタロックシステム