SF4D

SF4Dシリーズ5芯/8芯/12芯の各ケーブルの使い分け方は?

SF4Dシリーズ5芯/8芯/12芯の各ケーブルの使い分け方は?

 《 ① 安全制御方法の観点で選定する場合》

  ① -1 基本は、8芯ケーブル使用となります。

  セーフティライトカーテンを含む制御システムの安全関連部(安全回路)を構築する

  場合、機械安全に関連するJIS規格や国際規格では、インタロック機能、外部デバイス

  モニタ機能の使用を必要としており、8芯ケーブルを使用することで、実現可能となり

  ます。

  (注1):同期方式は、線同期となります。

SF4D ケーブル01

 

  ① -2 SF4Dシリーズが保有する機能をフルに使いこなす場合は、12芯ケーブル

       使用となります。

  

  インタロック機能、外部デバイスモニタ機能の使用と共に、ミューティング機能や

  オーバーライド機能などが使用可能となります。

  (注2):同期方式は、線同期/光同期の選択となります。

SF4D ケーブル02

 

  ① -3 SF4DシリーズのOSSD1/OSSD2をセーフティコントローラまたは、

       セーフティPLCに接続し、組み合わせて使用する場合は、5芯ケーブル使用

       となります。

  インタロック機能、外部デバイスモニタ機能は、セーフティコントローラ側または、

  セーフティPLC側で行なうので、 SF4Dシリーズ側で行なう必要がありません。

  このため、ケーブルの本数が少ない、5芯ケーブルが使用できます。

  (注3):同期方式は、光同期となります。

SF4D ケーブル03

 

 《 ② 設置や配線上の制約の観点で選定する場合》

  投・受光器間隔が広く、投・受光器の配線を別々に使用したい場合などには、別々の直流

  電源を使用し、光同期を選択します。

  この場合は、5芯ケーブル使用または、12芯ケーブル使用となります。

SF4D ケーブル04

 

 

 《 ③ コントロールユニットとの組み合わせの観点で選定する場合》

  ③ -1 SF-C11を使用する場合は、8芯コネクタ付ケーブルまたは、両側コネクタ付

       延長ケーブルの使用となります。

  (注4):ミューティング機能、オーバーライド機能は、使用できません。

SF4D ケーブル05 

SF4D ケーブル06

 

  ③ -2 SF-C21、SF-C13、SF-CFX3を使用する場合は、5芯/8芯/12芯バラ線

       ケーブルのいづれも使用できます。

SF4D ケーブル07

SF4D ケーブル08