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SG-Pハイコードを使用。保守・メンテナンスのため、無効化したい。可能か?
SG-Pハイコードを使用。保守・メンテナンスのため、無効化したい。可能か?
残念ながら、できません。
SG-Pシリーズのハイコードタイプは、スイッチ本体とペアリングされた、特定のアクチュエ
ータのみ検出します。
ペアリングされたアクチュエータ以外は、同じ型式機種であっても、検出しません。
故意の無効化を防止するために、このような仕様となっています。
『保守・メンテナンスのために、インタロック機器を無効化したい。』という場合は、SG-P
シリーズのローコードタイプをご使用願います。
SG-Pシリーズのローコードタイプは、ペアリング設定ができないため、SG-Pシリーズのア
クチュエータであれば、検出します。
したがって、無効化が可能です。
ただし、SG-Pシリーズ(インタロック機器)を無効化し、ガードを開けた状態で定常動作モ
ード(= 装置の稼働部(動力部)を1000%の出力で稼働させるモード)で稼働させると、
リスクを伴い、非常に危険であるため、次の様な追加保護方策が必要になります。
1) キーセレクトスイッチを併用し、ガードを開けた状態(インタロックを無効化した状態)
では、メンテナンスモード(= 稼働部(動力部)の出力を100%で稼働させないモー
ド)で保守・メンテナンスを行なう、などの方策を追加する。
2) イネーブルグリップスイッチを併用し、ONしている間のみ稼働するような方策を
追加する。
セーフティコントロールユニット SF-C21を使用し、下記のようなカスタムロジックを組
んで使用すると、定常運転モード/メンテナンスモード切り換えによる保守・メンテナンス稼働
が簡単に実現できますので、ぜひ、併せて、ご検討願います。