S-LINK

S-LINK ER3赤点灯はどういう不具合ですか?

制御盤の中にあるSL-CU1AのER3赤点灯はどういう不具合ですか?

下記 の3つの原因が考えられます。

・伝送信号レベル異常

・D(白)-G(黒)間の短絡

・コントローラの不具合

 

正常時の表示

・RUN       緑点灯

・SEND       緑点滅

・SYSTEM ADD 消灯

・32,64,128  緑点灯(使用点数により替わります)

・7セグ   Cの字くるくる回転しながら表示

正常時と違う表示

・ER3が赤点灯、SENDランプ点灯、RUNランプ消灯

・7セグ『c』の字が動かない。

・ER1,ER2も同じように赤点灯。

 

原因と症状

・ER3だけ点灯の場合、伝送信号レベルの異常が考えられます。

・ER1,ER2,ER3点灯の場合、D-G間(白線-黒線)の短絡が考えられます。

・ER3,ER4点灯の場合、子機を追加したままです。

 

対処法

・信号レベル異常の場合、
 D-G短絡、SL-JEなし、子機の追加、配線延長など通信の許容範囲を超えています。

 まず、SL-CU1Aから幹線を外してください。その後システムセットを押して、

 コの字がくるくる回転するか確認してださい。

 SL-CU1Aに問題がなければ配線側ということになります。

 D-G間をアナログテスタで抵抗を測ってください。200Ω以上でOKです。

S-LINK_短絡確認

・D-G間(白線-黒線)短絡の場合、該当アドレスの子機異常、SENDランプの点滅が

 コントローラと違いますのでD-G間が 外れてないか確認してください。

 7セグの表示は2桁しかありませんので16進の表示になります。

 デシマルポイント..が付いた場合は、複数箇所が、断線、短絡、故障しています。

・子機を追加した場合、セットボタンを押して新しい子機を認識させてください。

 

注意点
・RUNモードでSETを押すと以前の不具合箇所が確認出来なくなりますのでご注意下さい。