S-LINK V

SL-VMEL-QのE-4は、どのようなエラーですか?

SL-VMEL-QのE-4は、どのようなエラーですか?

SL-VMEL-Qのエラー E-4は、未認識アドレスの存在となります。

 
未認識アドレスが存在する原因として、次の2通りが考えられます。

 (1) 未認識ユニットの追加
 (2) 重複アドレスの修復

 

 例(1) 未認識ユニットの追加

  システムセット後にS-LINK Vユニットを追加すると、システムセット時に認識したアド

  レス以外のアドレスが追加されることになり、未認識アドレスが存在することになります。

   図1の構成例の場合、システムセットにより認識されるているアドレスは、
   0、16、32、48、80、96、112 となります。

   ここに、図2のようにアドレス64のユニットが追加されると、アドレス64は最初のシステ

  ムセットで認識されていないため、未認識アドレスが存在することになり、エラーE-4とな

  ります。

 

SL-VMEL-Q-1

 

 

 例(2) 重複アドレスの修復

  システムセット時にS-LINK Vユニットのアドレスが重複していると、修復した際に未認

  識アドレスが存在することになります。


   図3の構成例の場合、システムセットにより認識されるているアドレスは、
   0、16、32、48、80、112 となります。

   図4のように重複しているアドレス80の一方をアドレス96に修復すると、アドレス96は

  最初のシステムセットで認識されていないため、未認識アドレスが存在することになりま

  す。
  

 

 SL-VMEL-Q-2