SC-LG2

SC-LG2-CEF-Pのバリデーション機能とは、どのような機能ですか

SC-LG2-CEF-Pのバリデーション機能とは、どのような機能ですか

IO-Linkマスタ(SC-LG2-CEF-P)内に保存されているIO-Linkデバイスの

Vendor ID、Device IDと、接続されているIO-Linkデバイスの

Vendor ID、Device IDを比較し、合致している場合にIO-Link通信を

開始する機能です。

 
この機能を使用すると、誤配線があったとしても、その検出が可能となり、IO-Link通信が行なわないので、予期せぬ不具合を防止することができます。

 

《バリデーション機能 使用の場合》 

  (ポート1,3,5,8にIO-Linkデバイスを接続して使用する場合)

 
SC-LG2-CEF-PのConfiguration Toolソフト(SC-LG-CEF)で

ポート1をValidation機能 有効に設定する。

 

IO-LINK-01

 

 

SC-LG2-CEF-Pの使用各ポートに、IO-Linkデバイスを接続する。

 

IO-LINK-02

 

 

SC-LG2-CEF-Pの使用各ポートのPD(プロセスデータ)が取得できる。

 

  HG-C1000-07

 

 

SC-LG2-CEF-Pのポート1のセンサ(HG-C1100L3-P)と、ポート8のセンサ(FX-5510L3-P-C2)を入れ換える。

 

IO-LINK-04

 

 

・SC-LG2-CEF-Pのポート3,5,8のPD(プロセスデータ)が取得できる。

・ポート1はバリデーション機能を設定しているため、PD(プロセスデータ)が取得

    されない。

  HG-C1000-08

 

 

 

・SC-LG2-CEF-Pのポート1は、バリデーション機能を設定しているため、IO-Link

     デバイス Validation異常フラグ リモート入力+60 bit0がONする。

 

  HG-C1000-09-1

 

 

《バリデーション機能 未使用の場合》


SC-LG2-CEF-Pの使用各ポートを、Validation機能 無効(NO 

Check)に設定する。

 

IO-LINK-07

 

 

SC-LG2-CEF-Pの使用各ポートのPD(プロセスデータ)が取得できる。

 ⇒ PD(プロセスデータ)を見ただけでは、ポート1にHG-C1100L3-Pが

             接続されていないこと(FX-551L3-P-C2が誤接続されていること)が、

            わからない。

   HG-C1100L3-PのPD(プロセスデータ)が正しく取得できていると、

            思ってしまう。

 

 HG-C1000-10