A6シリーズ(現行品)・A5Ⅱ/A5シリーズ(受注終了品)共用
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セットアップ支援ソフト「PANATERM」のFFT解析で適切なノッチフィルタ設定の目安を教えてください。[30048]

セットアップ支援ソフト「PANATERM」のFFT解析で適切なノッチフィルタ設定の目安を教えてください。

FFT解析において、以下の手順で共振の山を見つけ、周波数と設定値を調整してください。

1:共振の山の検出: FFT解析を実行し、ゲインが0dBを大きく越えている共振の山を見つけてください。
 共振の山は、周波数スペクトル上でピークとして現れます。

2:周波数の設定: 共振の山の周波数を見つけたら、その周波数値を約10%程度低めにセットしてください。
 これにより、共振の影響を抑えることができます。

3:深さの設定: 共振点のゲインが0dBを大きく越えている場合は、深さを深く設定します(設定値は小さく)。
 一方、ゲインが0dBを小さく越えているか、超えていない場合は、深さを浅く設定します(設定値は大きく)。

4:幅の設定: 共振点のピークが尖っている場合は、幅を狭く設定します(設定値は小さく)。
 一方、ピークがなだらかな場合は、幅を広く設定します(設定値は大きく)。