A6シリーズ(現行品)・A5Ⅱ/A5シリーズ(受注終了品)共用
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効果的なノイズ対策を教えてください。外乱ノイズ混入による位置ずれなどの誤作動対策を検討しています。[30017]

効果的なノイズ対策を教えてください。外乱ノイズ混入による位置ずれなどの誤作動対策を検討しています。

①指令ケーブルの対策
指令ケーブルは、ツイストペアのシールドケーブルを使用して最短距離で配線します。
ツイストペアは、信号線同士がねじれているため、外部からのノイズの影響を軽減する効果があります。
また、シールドケーブルのシールド部は、アンプ側のシグナルグラウンド(SG)に接続することで、ノイズの進入を防ぎます。


②エンコーダケーブル(自作)の対策
エンコーダケーブルも、指令ケーブルと同様にツイストペアのシールドケーブルを使用して最短距離で配線します。
シールド部もアンプ側のシグナルグラウンドSGに接続することで、ノイズの影響を軽減します。


③フェライトコアの設置
モータケーブルのアンプ側配線部には、フェライトコアを使用します。具体的な手順は以下の通りです。

1:モータケーブルの中から、アース(緑)を除く、U(赤)、V(白)、W(黒)の3本線を選びます。

2:選んだ3本線を1ターンして、フェライトコアに通します。

3:必要に応じて、指令ケーブルやエンコーダケーブルにもフェライトコアを取り付けることで、さらなるノイズ対策が可能です。


④アース対策の強化
モータケーブルのアース(緑)は、アンプのアース端子に接続します。
各アンプのアース端子は制御ボックス内で一点接地し、D種(第3種)接地を行います。
これにより、アースの統一が図られ、ノイズの影響を軽減します。


以上が、指令ケーブル、エンコーダケーブル、モータケーブルの対策方法の詳細です。
これらの対策を適切に実施することで、ノイズの影響を最小限に抑え、システムの安定性を向上させることができます。