DPH-100/DPS-400

DPS-401+DPH-101-M5のW.COM(ウィンドウコンパレータ)モードは、どのような動作になりますか?

DPS-401+DPH-101-M5のW.COM(ウィンドウコンパレータ) モードは、どのような動作になりますか?

設定範囲内の圧力で比較出力をONまたはOFFするモードです。

DPH-101-M5は、連成圧タイプのセンサへッドですので、設定されたしきい値 1_SLに

対して、H(ヒステリシス)は高圧側に付きます。

また、しきい値 2_SLに対して、H(ヒステリシス)は低圧側に付きます。

 

DPS-400-01

 

DPS-400-08-01

 

・大気圧(0KPa:ゲージ圧力)でOUT1がOFFとなり、圧力ポートの印加圧力を

 高圧側に上げていくと、1_SL + H(ヒステリシス)以上でOFFからONに

 変わります。

・さらに、印加圧力を高圧側に上げていくと、2_SL以上でONからOFFに変わります。

・ここから、印加圧力を低圧側に下げていくと、(2_SL - H (ヒステリシス) )

 以下でOFFからONに変わります。

・さらに、印加圧力を低圧側に下げていくと、1_SL以下がONからOFFに変わります。 

 (注1):OUT1がOFFからONに変わる値( 1_SL + H(ヒステリシス)、

      (2_SL - H(ヒステリシス) )および、ONからOFFに変わる値

      (2_SL、1_SL)は、繰り返し精度分のバラツキ(±4digits以内)

       があります。

 

 

DPS-400-09

 

・大気圧(0KPa:ゲージ圧力)でOUT1がONとなり、圧力ポートの印加圧力を

 低圧側に下げていくと、(2_SL - H (ヒステリシス) )以下でONからOFFに

 変わります。

・さらに、印加圧力を低圧側に下げていくと、1_SL以下でOFFからONに変わります。
・ここから、印加圧力を高圧側に上げていくと、( 1_SL + H(ヒステリシス)

 以上でONからOFFに変わります。

・さらに、印加圧力を低圧側に上げていくと、 2_SL以上でOFFからONに変わります。 

 (注2):OUT1がONからOFFに変わる値(2_SL - H (ヒステリシス)、

      ( 1_SL + H(ヒステリシス) )および、OFFからONに変わる値

      ( 1_SL 、2_SL)は、繰り返し精度分のバラツキ(±4digits以内)が

      あります。

 (注3):OUT2をW.COM(ウィンドウコンパレータ)モードで使用することは、

      できません。
 (注4):OUT1をW,COM(ウィンドウコンパレータ)モードで使用する場合の

      1_SL ~ 2_SLの大小関係には、以下の制約があります。

      ( 1_SL + H ) < 2_SL

     となるように、設定してください。

      ・( 1_SL + H ) = 2_SL の場合、設定はできますが、

        ONしません。(no設定の場合)


      ・( 1_SL + H ) > 2_SL の設定は、できません。