DPH-100/DPS-400

DPS-401+DPH-103-M5のW.COM(ウィンドウコンパレータ)モードは、どのような動作になりますか?

DPS-401+DPH-103-M5のW.COM(ウィンドウコンパレータ)モードは、どのような動作になりますか?

設定範囲内の圧力で比較出力をONまたはOFFするモードです。

DPH-103-M5は、負圧タイプのセンサへッドですので、設定されたしきい値

1_SLに対して、H(ヒステリシス)は高真空側に付きます。

また、しきい値 2_SLに対して、H(ヒステリシス)は低真空側に付きます。

DPS-400-10

 

DPS-400-16

 

・大気圧(0KPa:ゲージ圧力)でOUT1がOFFとなり、圧力ポートの印加圧力を

 高真空側に下げていくと、1_SL - H(ヒステリシス)以下でOFFからONに

 変わります。

・さらに、印加圧力を高真空側に下げていくと、2_SL以下でONからOFFに変わります。

・ここから、印加圧力を低真空側に上げていくと、(2_SL + H (ヒステリシス) )

 以上でOFFらONに変わります。

・さらに、印加圧力を低真空側に上げていくと、1_SL以上でONからOFFに変わります。 

 (注1):OUT1がOFFからONに変わる値( 1_SL - H(ヒステリシス)、

      (2_SL + H(ヒステリシス) )
      および、ONからOFFに変わる値(2_SL、1_SL)は、繰り返し精度分の

      バラツキ(±2digits以内)があります。

 

 

DPS-400-17

・大気圧(0KPa:ゲージ圧力)でOUT1がONとなり、圧力ポートの印加圧力を

 高真空側に下げていくと、1_SL - H(ヒステリシス)以下でONからOFFに

 変わります。

・さらに、印加圧力を高真空側に下げていくと、2_SL以下でOFFからONに

 変わります。

・ここから、印加圧力を低真空側に上げていくと、(2_SL + H (ヒステリシス) )

 以上でONからOFFに変わります。

・さらに、印加圧力を低真空側に上げていくと、1_SL以上でOFFからONに変わります。 

 

 (注2):OUT1がONからOFFに変わる値( 1_SL - H(ヒステリシス)、

      2_SL + H(ヒステリシス) )および、OFFからONに変わる値

      (2_SL、1_SL)は、繰り返し精度分のバラツキ(±2digits以内)が

      あります。

 (注3):OUT2をW.COM(ウィンドウコンパレータ)モードで使用することは、

      できません。

 (注4):OUT1をW.COM(ウィンドウコンパレータ)モードで使用する場合の

      1_SL ~ 2_SLの大小関係には、以下の制約があります。

      ( 2_SL + H ) < 1_SL

     となるように、設定してください。

      ・ ( 2_SL + H ) = 1_SL の場合、設定はできますが、

         OUT1がONしません。(no設定の場合)

      ・ ( 2_SL + H ) > 1_SL の設定は、できません。