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Err18.0 回生過負荷異常保護 とErr12.0 過電圧保護(アンプA、B枠の回生による過電圧異常保護) の原因と処置は?

ID:
30075
公開:
2016年12月14日
更新:
2017年01月31日

Err18.0 回生過負荷異常保護 とErr12.0 過電圧保護(アンプA、B枠の回生による過電圧異常保護) の原因と処置は?

回答

■原因:Err18.0 (回生過負荷異常保護)
モータの回転方向とトルクの向きが逆転すると、モータが発電モードとなり、回生エネルギーがモータからサーボアンプのPN電圧部にもどってくる。その状態が続くと、PN電圧部の電圧が上昇しコンデンサの耐圧を越えると、コンデンサが破損する。その様になる前に、P-N間にパワートランジスタを介して抵抗を接続し、トランジスタをONすることで、増加したエネルギーを抵抗で熱エネルギーとして消費する。アンプ内部では、回生開始電圧が設定されており、この電圧を超えて、この電圧を下回るまでの間中、トランジスタをONして回生抵抗で熱エネルギーとして消費する。初期設定では、内蔵回生抵抗有効のため、このONするDutyが、1%以下(Pr0.16=0)となっており、これを超えるとErr18.0 (回生過負荷異常保護)が発生する。


■処置:Err18.0 (回生過負荷異常保護)
(1)動作せずに回生過負荷異常が発生する場合
電源電圧の確認100V品135VAC、200V品275VAC以下→問題ない場合は、アンプ交換
(2)動作して回生過負荷異常が発生する場合(回生負荷率を確認しながら)
●一定速で発生する場合→負荷を軽くするか、動作速度を下げる、モータ・アンプの容量を上げる
外付け回生抵抗がない場合は、外付け回生抵抗を取り付ける
Pr0.16の値が適切か確認する。
(0:内蔵抵抗、1:外付け抵抗10%制限、2:外付け抵抗制限なし、3.回生動作なし)
●減速で発生する場合→負荷を軽くするか、減速時間を長くする、停止時間を長くする、動作速度を下げる。
外付け回生抵抗がない場合は、外付け回生抵抗を取り付ける
外付け回生抵抗の容量に問題ない場合は、Pr0.16=2として、回生過負荷異常を無効
Pr0.16の値が適切か確認する。
(0:内蔵抵抗、1:外付け抵抗10%制限、2:外付け抵抗制限なし、3.回生動作なし)
変速で発生する場合→速度が急変している→減速時間を設定する

■原因:Err12.0 過電圧異常保護(アンプA、B枠の回生による過電圧異常保護)
A,B枠は、回生抵抗を内蔵していないので、回生エネルギーが発生する場合は、PN電圧が上がり、過電圧検出レベルを越えれば、過電圧異常保護Err12.0が発生する。


■処置:Err12.0 過電圧保護(アンプA、B枠の回生による過電圧異常保護)
回生容量を上げるため、外付け回生抵抗を取付ける。内蔵抵抗の配線から変更し(ジャンパや短絡バーがあればとりはずす、内蔵抵抗と同時使用禁止、トランジスタが破損するため)A5の場合はB1-B2へ、A6の場合はP-Bへ外付け回生抵抗を接続する。Pr0.16=1として、10%dutyで、回生過負荷異常を出すか、Pr0.16=2として、回生過負荷異常を無効にするかの設定を行う。
回生抵抗の抵抗値は、内部の回生抵抗駆動用パワートランジスタの電流容量で決まり、オプションで推奨している抵抗値が、最小。アンプの破損につながるので、それ以下の抵抗は使用できない。また、回生過負荷異常を無効として、常時引っ張られるような常時回生が発生するような用途にはアンプ内の発熱が大きくなるため使用できない。回生負荷率は、アンプの前面パネルの“d14.rG”のモニタモードやPANATERMのモニタ、波形グラフィックで確認する事ができる。回生負荷率が、100%になった時点で異常となる。回生過負荷警告(警告番号A1)は、85%で発生するが、運転に影響を及ぼす動作は行わない。





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