LP-310シリーズ:「I/O制御」と「コマンド制御」の併用はできますか
- ID:
- 41414
- 公開:
- 2021年05月26日
- 更新:
- 2021年09月24日
LP-310シリーズ:「I/O制御」と「コマンド制御」の併用はできますか
- 回答
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LP-310は、
「I/O制御:I/Oコネクタ」と「コマンド制御:RS-232C」を
「ファイル番号変更」を除いて併用できます。
・LP-310の起動後に「ファイル番号変更」を、最初に行った制御が
「ファイル番号変更」を行える事となり、他方の制御は無効となります。
・この状況は、LP-310の再起動でリセットされます。
①「I/O制御:I/Oコネクタ」にて「ファイル番号変更」を行った場合
・I/O制御:I/Oコネクタ
→全ての制御が利用可能です。
・コマンド制御:RS-232C
→「印字トリガ」(MRK)、「ステータスリクエスト」(STS)、
「任意文字列」(STR)、「印字ステータス送信許可」(MST) が
利用可能です。
→「ファイル番号変更」(FNO)は無効となります。②「コマンド制御:RS-232C」にて「ファイル番号変更」を行った場合
・I/O制御:I/Oコネクタ
→「ファイル選択入力(D0~D6)」は無効となります。
その他の制御は利用可能です。
・コマンド制御:RS-232C
→コマンドは全て利用可能です。
③LP-310の電源を再投入により、優先される制御はリセットされます。
④I/Oコネクタの出力信号は、①②に関係なく全て利用可能です。
⑤カウンタ値の確認(CNT R) をする場合
通信コマンド(FNO S)でファイルを確定しておく必要があるため、②の
状態となり「I/O制御:I/Oコネクタ」での、ファイル切り替えは無効と
なります。
〔資料:I/O信号、コマンドの一覧〕 - 関連カテゴリ
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