HG-C1100L3-Pを使用。責任者以外の者が設定変更できないようにしたい。
- ID:
- 41538
- 公開:
- 2022年01月19日
- 更新:
- 2022年01月26日
HG-C1100L3-Pを使用。責任者以外の者が設定変更できないようにしたい。
- 回答
可能です。
SC-LG2-CEF-PのRestore(リストア)機能を使用します。
リストア機能を設定すると、キー操作で設定値を変更(RESETを含む)しようとしても、変更を
受け付けられません。
《リストア機能 使用の場合》 (ポート1,3,5,8)にIO-LINKデバイスを接続して使用する場合)
1) SC-LG2-CEF-Pの使用各ポートにIO-LINKデバイスを接続する。
2) HG-C1100L3-Pのパラメータを、次の様に設定する。(例)
(注1):パラメータ設定時は、Validation & Backupを、No CHeckにする。
3) SC-LG2-CEF-PのConfiguration Tool ソフト(SC-LG-CEF)で、ポート1をRestore機能
有効に設定する。
4) SC-LG2-CEF-Pの使用各ポート(ポート1,3,5,8)のPD(プロセスデータ)が取得できる。
5) ポート1のHG-C1100L3-Pを、RESET操作する。
6) SC-LG2-CEF-PのConfiguration Toolソフト( SC-LG-CE) または、センサのデジタル
表示部で、HG-C1100L3-Pのパラメータを確認する。
⇒ HG-C1100L3-Pのセンサパラメータ(データストレージ)が、RESETされていない。
(キー操作が、無効となっている。)
(注2): HG-C1100L3-Pの画面を、RESET YESにしてTEACHキーを押すと、
『-----』表示が数回点滅し、RESETできたように感じるが、実際には
パラメータはRESETされていない。
《リストア機能 未使用の場合》 (ポート1,3,5,8)にIO-LINKデバイスを接続して使用する場合)
1) SC-LG2-CEF-Pの各ポートにIO-LINKデバイスを接続する。
2) HG-C1100L3-Pのパラメータを、次の様に設定する。(例)
3) SC-LG2-CEF-PのConfiguration Tool ソフト(SC-LG-CEF)で、ポート1をNo Checkに
設定する。
4) SC-LG2-CEF-Pの使用各ポート(ポート1,3,5,8)のPD(プロセスデータ)が取得できる。
5) ポート1のHG-C1100L3-Pを、RESET操作する。
6) SC-LG2-CEF-PのConfiguration Toolソフト( SC-LG-CE) または、センサのデジタル
表示部で、HG-C1100L3-Pのパラメータを確認する。
⇒ HG-C1100L3-Pのセンサパラメータ(データストレージ)が、初期状態(工場出荷
状態)にRESETされている。 (キー操作が、有効となっている。)
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